保険金の人間模様 619号 2009年08月14日 05時40分27秒 | 随想 生命保険料を支払い続けると、遺族にそれなりの金額が支払われる。濡れ落葉、粗大ゴミの友人は、死を催促されると寂しく語るのである。 心の平安を見失い、浪費して相当額を消費しようと借金をして、今を懸命に無茶苦茶、遊ぶ。保険金で相殺できず、負債が残り悲劇的な結末が見える。 包丁一本、さらしに巻いた板前だった仕事仲間の友人は、糖尿病と診断されると奥さんが生命保険を増額したことに腹を立て、離婚した。 . . . 本文を読む