家康の銅像に思う 2020年10月14日 13時45分19秒 | 随想 今川義元の人質だった松平元康(徳川家康)は桶狭間の戦いで総大将義元討死の報を聞き、追手を逃れて手勢18名と共に大樹寺に逃げ込んだ。寺を囲んだ敵の前に絶望した元康は先祖の松平八代墓前で自害を大樹寺住職に告げたが、問答の末「厭離穢土 欣求浄土」の教えを説いて諭し、生き延びて天下を平定し、平和な世を築く決意を固めたという。 家康生誕の城下町のJR東海の駅前には東方の江戸を向いて松平元康の石像があり . . . 本文を読む