風来坊参男坊

思い付くまま、気が向くまま、記述する雑文。好奇心は若さの秘訣。退屈なら屁理屈が心の良薬。

写真の冷暖自知

2019年12月02日 08時22分29秒 | 随想

秋になり草木の葉が紅や黄色に色づく現象を「もみず」と言い転じて「もみじ」になった。葉の形状がカエルの手に似ているから「かえるて」が転じて「カエデ」になった。秋の紅葉の主役のモミジとカエデは同じカエデ科カエデ属の植物。

古希の祝いにミラーレス一眼カメラを頂戴して以来、撮影が趣味に成った。

暖かくなる青春には白い桜、寒くなる白秋には赤いカエデの写真を撮る。

桜は太陽を背にして順光での絵が美しいが、カエデは逆光で撮影すると美しい赤を表現できることに気が付いた。

夜桜や紅葉の照明にも違いが有り、春の桜は上方の投光器が適当で、秋の紅葉は根元の灯が良いだろう。

試行錯誤の経験則で、冷暖は自身で体感する以外に知る事が出来ないのと同様である。


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