同じ風景、同じ人物、同じ番組等を見ても各人各様、多種多様な印象を心に描くのは不思議な事だ。
仏教の唯識では眼耳鼻舌身意で取り込む体験を阿頼耶識なる蔵に貯蔵し、善かれ悪しかれ、自身が判断して関心のある事柄は末那識に大切に保管され、その情報が行動規範に成ると説明する。
国鉄時代の特急車両の塗色は特急色(クリーム4号と赤2号)とブルートレイン色・寝台電車色(クリーム1号と青15号)が有ったが、特急色に異常な愛着心は老良(オイラ)の末那識の為せる業である。
分割民営化で旅客鉄道会社は独自色に塗り、経済性優先でステンレスの無塗装が幅を利かし色気のない車両が増加するのは寂しさの極み、最近は懐かしい消え去る国鉄特急色の模型収集に生甲斐を見出している。
他人は興味が無いだろうが、老良の末那識の爆発で芸術だ。