風来坊参男坊

思い付くまま、気が向くまま、記述する雑文。好奇心は若さの秘訣。退屈なら屁理屈が心の良薬。

机上の空論は楽しい

2010年04月26日 13時53分58秒 | 青春18きっぷ
押してだめなら引いてみな、それが男の切り札さ。

前進して後進してそして前進するスイッチバックは急な坂道を征服する鉄道のテクニック。

JR九州の豊肥本線立野駅及び肥薩線大畑駅と真幸駅、JR西日本の木次線出雲坂根駅のスイッチバック駅に心が向かう。現存するJR八箇所の内、JR四国の土讃線坪尻駅と新改駅、JR東日本の篠ノ井線姨捨駅及び信越本線二本木駅は踏破済み。

スポーツにはルールがあるから楽しい。旅にもルールが必要である。自前の規則は、青春18きっぷの5日分を最大限活用する事である。

一日目 

早朝5時22分の岡崎の始発電車で西に向かう。西方には極楽がある。
6:52大垣7:03⇒7:31米原7:32⇒10:28相生10:29⇒13:12三原13:26⇒14:39広島14:49⇒17:34新山口17:35⇒18:41下関18:57⇒19:11小倉19:17⇒21:26大牟田21:34⇒22:22熊本22:53と普通列車の10回の乗換えを繰り返すと23時29分に八代に到着する。駅前旅館に宿泊する。

二日目 

肥薩線の八代を5時49分の始発電車で7:10人吉7:18⇒大畑駅(7:34)⇒真幸駅(8:08)⇒8:17吉松9:04⇒10:01人吉12:26⇒13:38八代13:47⇒鹿児島本線⇒14:22熊本。

薩摩芋を食べると放屁するから豊肥本線は低俗な駄洒落。熊本14:40⇒15:17肥後大津15:21⇒立野駅⇒16:12宮地16:55⇒17:35豊後竹田17:52⇒19:06大分20:18⇒22:54小倉。

三日目 

小倉5:45⇒関門トンネル⇒5:59下関6:35⇒山陰本線⇒7:54滝部8:03⇒10:56益田12:50⇒15:35宍道21:10⇒21:44木次。駅前旅館に投宿。

宍道で6時間弱の余裕があるから、二日目に中津で宿泊、青の洞門の観光、或いは金子みすずの仙崎立ち寄り、津和野に行こうか、出雲大社参拝など気分しだいで選り取り見取りのオマケ。最速で宍道駅に到着しても、木次線の最終列車が発車した後である。

四日目 

木次6:57⇒木次線⇒出雲坂根駅⇒9:11備後落合9:30⇒出雲坂根駅⇒12:38宍道13:17⇒14:49米子14:58⇒17:25鳥取19:45⇒21:43城崎温泉駅。

餘部橋梁を通過して、志賀直哉の「城の崎にて」の小説の舞台の温泉で命の洗濯。本日中に自宅に到着する普通列車は無い。

五日目

帰宅の途に付く。運賃は11500円である。オイラには価値有る旅であるが、目的地をデジタルで訪れるなら、紙幣を湯水の如く浪費して優等列車や航空機を利用すれば効率良く便利に早く楽に可能である。無駄な過程に喜びを見出す旅の醍醐味、苦しみの後の至福の時間、遊びは無駄が多いほど楽しいのである。何時の日か実現したいと思っているが、実現できなくても計画立案の過程で十分楽しめる。

付録の大名旅行案。

中部国際空港で8時5分のボーイング737に搭乗。9時25分に鹿児島空港に着陸。タクシーでJR隼人駅、10時2分「はやとの風2号」か10時33分の普通で吉松駅。11時42分「しんぺい2号」で真幸駅・大畑駅通過、12時56分人吉駅。13時6分の「九州横断特急6号」で八代、鹿児島本線を熊本へ、豊肥本線に乗り入れ立野駅を通過、17時39分別府、17時46分「ソニック50号」博多到着19時57分、20時19分新幹線「ひかり」広島21時28分、芸備線22時発三次駅に23時39分、駅前旅館に宿泊。

翌日始発6時33分で備後落合に7時54分、木次線9時30分発で10時12分出雲坂根駅到着、12時38分宍道駅、13時45分の「やくも20号」、岡山16時38分到着、新幹線で岡崎に帰宅できる一泊2日。交通費が6万円を越える。

比較すると金勘定は大差ないだろう。交通費に消えるか、宿泊費に消えるかの違いで、家で検討中には経費はいらない。心満たされる方法を自己責任で決めればよい。


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