クリスマスはイエス・キリストの誕生日。十字架で殺された救世主イエス・キリストが死人の中から復活した日と混同していた。
サンタクロースはクリスマスの前の夜即ちイブニングに良い子のもとへ贈り物を持って訪れるとされている。
良い子とは早寝早起き、従って贈り物は枕元に置かれ、朝に子供達が狂喜乱舞する。
戦後の混乱期、信州善光寺の門前町の大家族の貧乏教師の息子だったからクルシミマシタ、クリスマスの贈り物は無縁だった。
仏教徒は釈迦の誕生を祝う灌仏会、亡くなった涅槃会、悟りを開いた成道会を大切な日とするが西洋文明に毒された祖国では無視される。
