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コロナ禍で外出自粛、退屈な日々であるが、何もしないと気分が滅入るので錯視図形を模写して遊んでいる。
左に着目すると三本の棒の様に見える。右に目を向けると二本の棒の様に見える。中央に目を移すと四本なのだろうか。
様々に見えるのは何故だろう、不思議な現象である。
風が吹いているから旗がはためくのか、旗がたなびくから風がそよぐのか、さあどっちが正しいのか、無門関第二十九則「非風非幡」なる禅問答がある。
達磨さんが始めた禅の六代目の慧能さんは動いているのは各々方の心だろう。
モノの見方考え方は各人各様で千差万別、みんな違ってみんな良いのだろう。
机上空論は封印し、旗がはためく、風が吹いてる、心地良いな、そんな心の集団なら平和なのだろう。