ケセラセラは如何にか成る ６６７号

エメット・ブラウン博士が高校生マーティ・マクフライに述べる。未来は白紙なのだ。どうなるのだろうか。如何にか成る。

スペイン語でケセラセラ、ドリス・デイやペギー葉山が唄いヒットした。英語ではWhatever Will Be, Will Be、韓国語はクェンチャナヨ、中国語は無問題（モウマンタイ）。

因果応報は過去に拘り、妄想は未来に囚われる人間の小説である。現在は過去の延長上に無く、未来は現在と何の関係も無い。

悟った大僧正でも因果律を思い、妄想するから座禅をする。人間は皆、お釈迦様の手の内の孫悟空である。社長に踊らされる会社員は仮の姿。

会社員は社長に昇進するのはエリート。お釈迦様の宇宙は悉皆成仏。自由奔放な孫悟空のケセラセラの生き様は楽しい。