
NHKのダイヤモンド*ユカイと藤井綾子が担当する朝のラジオ番組「すっぴん!」を聞くのが日課になった。女性司会者の笑い声で楽しい気分になるからである。
昨日の放送は「馬鹿野郎」をテーマにする。「馬鹿野郎」は放送禁止用語だから言ってはいけない言葉と思っていたが、言論の自由が憲法で保障される祖国ではそんなものは存在しない様である。
66年前の昭和28年の2月28日に吉田茂総理が衆議院予算委員会で、西村栄一議員の質問に対し興奮のあまり、「馬鹿野郎」とつぶやき衆議院を解散したので、「バカヤローの日」になった。
その遠因は通産大臣池田勇人の「中小企業の一部倒産もやむを得ない」「貧乏人は麦を食え」の問題発言で通産大臣不信任決議案が可決、窮地に追い込まれたからだった。
政治家は発言に信念を持ち、指導者は「オレが責任を持つ」と言える度量を持てと野村監督が言っている。
「桜を見る会」疑惑などで自身の問題を辻本清美議員から執拗に追及され「早く質問しろよ」「意味のない質問だよ」と野次を飛ばし都度謝罪する私利私欲の為に強弁詭弁で人をだます総理大臣に「馬鹿野郎・ばかやろー・バカヤロー」と万歳三唱する。