山梨県甲州市の田辺篤市長74才が27日、市議会議長に辞表を提出し、受理された、来年1月末で任期を2年近く残し辞職する。
「年を取りしんどくなった。年には勝てない」
「30分前の話を忘れることもあり、妻から気をつけた方がよいと言われるようになった」
「病」ではなく「老」いが理由の様である。
政界不信が常識の世間で、久しぶりの朗報で、まだまだ祖国にはまともな政治家が存在する。
他律的な定年制でいやいや引退する政治家が多い中で、自律的に身を引くのは仏教的には正しい。
地元紙の僧侶の本日の運勢、さる年…誰もが結局は独りで歩まねばならぬ。独立独歩せよ。正解と思うのである。