六旅客鉄道会社の 青春18きっぷ の今年度夏季用と冬季用が消費税率の改定で11500円が11850円になる。
国鉄時代に貧乏学生が鉄道で日本社会を勉強する為の道具だったが、今は年金生活の貧乏老人の必須アイテム、国の威光を観る観光で昔を懐かしむが、懐かしい田舎は限界集落、新幹線が高速で通過し並行在来線は別途運賃を請求される。
きっぷの有効範囲は寸断され、一筆書きの周遊は不可能、便利な新幹線の為に不便になった可哀相な青春18きっぷ。
並行在来線も有効にする為に、東海旅客鉄道のリニア中央新幹線の建設を中止して資金を捻出することが、血の通った暖かい、優しい国の威光なのだろう。