
近所の囲碁の名手に教えを乞うたのは、コロナ禍以前だから2年前になる。当局の指示で人間関係を否定され、以後はネットのアプリの人工頭脳との囲碁対局で勉強する日々を送っている。
猛暑、豪雨が収まった最近、突然ネットがしばしば切断する。
パソコン診断のアプリを起動すると「以前に使用したネットの範囲内にあリません」の表示が出る。再起動すると治るのである。
愛用のパソコンも長期間使用しているので、勤続疲労なのだろうか、買い替えの時機到来なのだろうか。
ケーブルテレビ会社にテレビ・ネット・電話を一括契約しているので苦情を述べたら、係員が飛んできて診断して頂けた。
「機内モードが設定されている、それが悪さをしている様ですね」
その解除の方法を教授された。無意識で誤操作したのだろう。
飛行機恐怖症の人間に機内モードのあるパソコンを売りつけるとは、小さな親切大きな迷惑なのだ。便利を理由に余計な機能を付加して高価格にする、金勘定一辺倒のアベノミックスの弊害だろう。
便利を吹聴し人間の考える力を抹殺する行為は万物の霊長の傲慢、不便を享受して工夫する、古き良き時代の庶民の生活態度だった。