弥生二十日にガラケーをスマホに替えた。
万歩計が内蔵しているから、一日六千歩を目標に定めた。
卯月は雨降りの二日間だけ歩かなかったが、平均で一日九一八六歩、五千二百メートルに成った、三日坊主とは言わせない。
岡崎市のアプリによると千七百四十二人中の二百七十位の様だ。
比叡山の千日回峰行や四国遍路に関心が向かうのは、歩きに興味があるのだろうが、僧侶は歩行禅の修行で、老人は健康維持の為の散歩、社会貢献は医療費低減による税金の浪費削減だろうか。
昔は金儲けの為の歩行で野獣が餌を探す労働と同じ生存の為の行為だったから、効率よく近道を行く、経済野獣の習性だろう。
今後は天衣無縫、天真爛漫、勝手気儘に歩き回り、美しい街を見て歩くなら歩行禅だろう。
