矮性(わいせい)は、動植物が近縁の生物の一般的な大きさよりも小形なまま成熟する性質。
果樹園のリンゴは大木で収穫は脚立の世話になる重労働。
休みがない、長時間の自然相手の農業は若者に敬遠され、高給で頭脳労働の仕事を求め都会に逃亡する。
田舎の果樹園は老人王国となり、危険な高所作業は不可能になり、技術革新の矮性品種のリンゴが大歓迎され大木を切り倒し置き換えられる。
樹高3m程度に十数個のリンゴが実る。300坪に250本の木が並び、500万円の投資。
ナスやキュウリの畑の様相を呈する果樹園はリンゴ畑。最大の特徴は多品種少量生産が可能となる事。
懐かしい青リンゴ祝や紅玉・王林・津軽等々種の多様性が復活する。