ワーキングホリデー飯田とは農業に関心がある方や農業に取り組んでみたい方と、農繁期の手助けを必要としている農家を結びつける長野県飯田市の“援農”制度です。
平成10年から始まった休日援農奉仕制度。猫の手も借りたい農家、暇を持余している都会人、仲人役の市役所。
平成17年の還暦過ぎに初参加、相思相愛で銅婚式を迎える。
今年は15周年で参加者全員に特製の帽子が贈呈される。七年連続、二十数回の参加者は奇特な人間の様で、役所から感謝状を頂戴した。
農業体験の無い人間は不安が先行し弱気の虫が目を覚ますが、無視して勇気を持って無心で飛び込めば成る様になる。苦しい思いを乗り越えて継続すればきっと楽しい時が訪れる。
子供が砂場で自由奔放に遊んでいる時に止める事を告げると泣き出すだろう、生活資金を得る為に規則に縛られ砂を掘る大人は変わってあげると喜ぶだろう。仕事と思えば辛いが、遊びと思えば楽しい。童心に帰った。
7年間遊ばせて頂き感謝されるなんて極楽、しかし古希を迎えると定年となる。人から楽しみを奪う制度は地獄である。