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コロナウイルス感染症の話題は食傷気味、その精神的外傷は大きく、外出自粛要請を一部解除されたからと言って即座に旅に出ようとの意欲は湧かない。
人間は何故に旅をするのか、人間は植物でなく、動物だからだろう。
植物人間として称賛されるのは禅僧など聖職者なんだろう。凡人は積極的に動き回る事に存在理由がある。
東芝と中部電力の共同出資会社が岐阜県高山市の奥飛騨温泉郷中尾地区に規模は小さいけれど地熱発電所を建設すると発表した。すでに源泉を掘り当て、蒸気から熱エネルギーを電力に替えた産業廃棄物の温水は温泉として地域に還元する。
風が無ければ回らない風力、曇天ではお手上げの太陽光とは違い、年中無休、自然と人間が融合した理想形を見るのである。
地球が太陽の周りを動き回る間は消滅する事のない運動エネルギーで永遠不滅なのだろう。
旅再開の地は温泉で、心身を活性化しようと思う。