長良川鵜飼は千秋楽 ７０１号

１５日に終了した長良川鵜飼は、国家公務員の鵜匠による儀式で、岐阜市に６人、関市に３人、世襲制である。簡易郵便局や政治家では問題視されるが、歌舞伎や茶道と同様に伝統文化だから許される。

鵜飼いは海鵜で、茨城県の伊師浜海岸で捕獲される。川鵜は天然記念物で保護されるから、相棒に成らず、逆に鮎を食べるから殺す。

宮内庁の八回の御料鵜飼の鮎は皇居へ献上され、明治神宮や伊勢神宮に奉納される。観光鵜飼は公務員の副業であるが、民主社会は金持ちが神様だから許される。

鵜飼の鮎はオトリで、養殖鮎が観光客の胃袋を満足させる。観光事業の国税は巨額となり、神宮のお賽銭を大幅に超えているが、神々は問題視しない寛大な心がある。