風来坊参男坊

思い付くまま、気が向くまま、記述する雑文。好奇心は若さの秘訣。退屈なら屁理屈が心の良薬。

果報は寝て待て

2020年11月16日 07時25分07秒 | 随想

もし14年前に「人生の楽園」で飯田市ワーキングホリデーの番組を見なかったたら、座光寺の篠田農園の援農奉仕は無かった。

もし地元のタウン誌で永泉寺の参禅会の広告を無視してればー、「噂の和多留」との友人関係はなかった。

もし援農のご褒美の市田柿を永泉寺に届ける事をしなかったら、住職の死を知る事が無かった。

もし住職の葬儀に参列しなければー、「噂の和多留」の飯田市鼎文化センターのコンサートの件を知る事が無かった。

もし果樹農家の援農奉仕を14年間継続しなかったら、リンゴ狩りの招待は無かった。

もし新コロナ風邪がなければー、リンゴ狩りとコンサートが連日で重なる事がなかった。

もしリンゴ狩りの帰路、三遠南信自動車道の天竜峡PAに行かなかったら、急行「10周年飯田線秘境駅号」を「そらさんぽ天竜峡」から見れなかった。

しかし「たら・レバー」はすべて仮定の話で「鱈は北海道、レバーは焼き肉屋」にお任せ、下手な講釈は無にし、毎日を懸命に生活するなら果報が到来する。

「噂の和多留」の艶姿を堪能し、快晴の果樹園で新鮮なリンゴを大量に収穫したのだった。

私には「サムシング・グレート」の加護があると思う今日この頃である。


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