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もし14年前に「人生の楽園」で飯田市ワーキングホリデーの番組を見なかったたら、座光寺の篠田農園の援農奉仕は無かった。
もし地元のタウン誌で永泉寺の参禅会の広告を無視してればー、「噂の和多留」との友人関係はなかった。
もし援農のご褒美の市田柿を永泉寺に届ける事をしなかったら、住職の死を知る事が無かった。
もし住職の葬儀に参列しなければー、「噂の和多留」の飯田市鼎文化センターのコンサートの件を知る事が無かった。
もし果樹農家の援農奉仕を14年間継続しなかったら、リンゴ狩りの招待は無かった。
もし新コロナ風邪がなければー、リンゴ狩りとコンサートが連日で重なる事がなかった。
もしリンゴ狩りの帰路、三遠南信自動車道の天竜峡PAに行かなかったら、急行「10周年飯田線秘境駅号」を「そらさんぽ天竜峡」から見れなかった。
しかし「たら・レバー」はすべて仮定の話で「鱈は北海道、レバーは焼き肉屋」にお任せ、下手な講釈は無にし、毎日を懸命に生活するなら果報が到来する。
「噂の和多留」の艶姿を堪能し、快晴の果樹園で新鮮なリンゴを大量に収穫したのだった。
私には「サムシング・グレート」の加護があると思う今日この頃である。