還暦を迎える3年前に援農で飯田市とご縁が出来て以来、JR東海飯田線をしばしば利用したのだった。鉄道愛好家としては当然だろう。
豊橋駅から普通列車なら4時間を超える乗車時間だったが、還暦過ぎてからしばしば利用し、古希を過ぎてからは373系特急「伊那路」を利用した。
喜寿を迎える今は女房を同乗者として乗用車で往復する。後期高齢者になって免許更新の認知機能検査で少し認知症と筆記試験で判定されて以来、一人旅は禁止された為である。ただし実車試験では健常者をうわまわる運転技術を称賛されたのだった。
2017年11月の車窓風景の写真が有る。三遠南信自動車道の天竜峡大橋は建設途上だった。ちなみに三遠南信とは長野県南信州あるいは信濃から愛知県奥三河を通過して静岡県遠江の引佐にいたる道を意味する。
2020年11月には完成し、併設された「そらさんぽ天竜峡」から飯田線の絶景ポイントが出現した。
眼下には乗車経験のある213系普通列車がのんびり走る姿が俯瞰できるのである。