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童謡なのか、文部省唱歌なのか、子供の頃に口遊んだ。
しずかな湖畔の 森のかげから もう起きちゃいかがと かっこうが鳴くカッコウ カッコウカッコウ カッコウ カッコウ
松尾芭蕉の俳句、憂き我をさびしがらせよ閑古鳥
カッコウと閑古鳥は同じ郭公なる鳥。
閑古鳥が鳴くとは 空いている ・ ガラガラ・客足がまばら・ 不入り ・ 開店休業状態で寂しい状況を表現する。
コビッド19で無観客の大相撲は閑古鳥すら鳴かない異様な雰囲気だった。禅寺の座禅堂に似て静寂が支配する。
協会に反抗し観客に媚びるモンゴル横綱は勝手が違い戸惑うことだろう。
満員御礼の垂れ幕の無い大相撲はクリープを入れないコーヒーだろう。