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三角・四角・五角・六角の多角形や直線を紙に描くと幾何学模様が現れる。その区画に陰陽道の五行や古代の元素である仏教五色で塗分けると立体画像が出現する不思議が有る。
三角定規と物差しで線を引き、養生テープで境界を決め塗分けると、目の錯覚から非現実的な不可能図形が現れたりする。
同じ大きさの絵が違って見えたり、凹凸が逆転したり、永遠に上り下りする階段だったり、見方によって違うモノが見えたるする「だまし絵」である。
奈良仏教の一切の物事はそれを認識する心の現れだとする考え方、唯識なる宗教の具現化と思ったりする。
手を打てば 鳥は飛び立つ 鯉は寄る 女中茶を持つ 猿沢の池
世間の現象に対する生物の反応は千差万別、種々雑多である様だ。