青森地裁の裁判長は高齢男性に判決言い渡す。被告人を懲役5年に処する。
市内の百円ショップでパン2個とスプーン1本、324円を盗んだ。
オイラと同じ年の72歳で常習累犯窃盗罪、人生の約半分を刑務所で過ごした猛者で、刑務所の安楽な生活に慣れている。
オイラは三十数年間、馬車馬になって働き、税金を法律に則り大量に天引きされ、家族を養い、懸命に働いた自負がある。
高齢が故に社会貢献の活動を停止され、年金成るささやかな公金で隠居するが、常習累犯窃盗犯の同年齢の男性は刑務所で懲役なる楽な仕事で手厚い公金による生活保護を受け不安はない。これが格差社会の実態だろう。
謹厳実直な人間が悩む社会は病んでいる。