京都西陣織は糸に色を染め、その組み合わせで模様を描く先染め、友禅は白布に米製のでんぷん防染剤で模様を手描きの後染め。
援農仲間に伝統の足踏み手機で西陣織の帯を織る若い女性職人がいる。生産調整で長期休暇中との事。
一丈二尺の帯を14日程度で仕上げ、手間賃は9万円、百貨店の売価は100万円、これでは後継者が育たない。
フランスのジャカード織機に学び電子化し、わざわざ人件費の高い日本で作ることも無い、中国やタイに機械を持ち込み量産する。
作者の魂・心の無い単なるモノの帯は粗末に扱われる。
モノで栄えて心の荒んだ日本、職人の心意気が理解できない富裕層、それじゃ駄目じゃん。
