親父の故郷・函館に旅をした。北島三郎の「函館の女」は愛唱歌。
遥々来たぜ 函館へ(岡崎から新幹線で五時間ほどで到着した)
逆巻く波を 乗り越えて(青函トンネルを通過したので波は無かった)
後は追うなと 言いながら(格安切符の夫婦旅)
後ろ姿で 泣いてた君を(冷めた目を逸らして切符を拝見する高学歴の女性の無表情)
思い出すたび 会いたくて(二度と思い出したくない事務的態度)
とても我慢が 出来なかったよ
青函連絡船の古き良き昭和の時代、新幹線の走る時代の演歌が無いのは不自然と思うのは、経済万能の現代社会の落伍者の犬の遠吠えだろう。
しかし駅前の函館バスの女は笑顔で函館弁で一所懸命名所案内をして下さる。思い出すたび 会いたくて、とても我慢が 出来いよ