風来坊参男坊

思い付くまま、気が向くまま、記述する雑文。好奇心は若さの秘訣。退屈なら屁理屈が心の良薬。

海産うなぎは超高値 593号

2009年07月16日 21時18分03秒 | 随想
成魚は全長1m程度に成るうなぎはアングイラ・ジャポニカといわれる、環境省データブックで情報不足(DD)に分類される得体の知れない生物である。海洋生物なのか、淡水魚なのか、両生類なのかDDである。

海で産卵、川を遡り2・3年たったものが、蒲焼や鰻丼の食材である。7月19日と31日の土用の丑の日が近づいている。景気対策の為に2回ある。来年は26日だけになる。世間はうなぎ登りで好転しているだろう。

産卵前の鰻は銀色の鰻で、レプトケファルスは柳派のようで海中を漂う。グラス鰻となり、エルバーの幼年期を経て、黄色鰻が銀色になると海に戻っていく仮説がある。

一番の食いしん坊は料理人であるが、知人の板前は、銀色の鰻を食べてみたいと夢を語る。一匹が数十万円する超レア物の様である。

美味に対する貪欲な探究心がレベルを向上させる推進力のようである。琵琶湖の鮒鮨、八丈島のクサヤ、石川県の郷土料理である河豚の子糠漬け、最初に発案し食した人間は天才なのか、はたまた・・・。とにかく紙一重のぎりぎりの尾根を歩いている。命懸けの人生に挑戦している。

仏教の人生論は二河白道、比叡山の峰道、彼方に欲望の渦巻く京都の街明かりの海、此方に琵琶湖の淡海が自然に休息する、バランスのとれた中道。欲望の究極の景気対策の自民、共に苦楽を経験する友愛の民社、和して同じない自民、和もって尊しとする民社、共産党の指摘のように、自民・公明・民社がオール与党になれば日本は安泰な気がするが、人間の本性は許さない。それを纏めるのが政治で、命懸けで取り組むことを期待するのであるが、・・・・・・。

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