佳人薄命という言葉があるが、現代日本は長寿社会で令和2年の厚生労働省の集計で平均寿命は女性が87・74歳、男性が81・64歳、凡人が長命な極楽だろうか。
生命保険会社は80才になったら老人に死亡保険金を全額支給する。資本主義経済社会は統計数字を根拠に人間を抹殺する残忍性を秘めている。
しかし年金は息している限り支給されるから、80過ぎの老人は生きてるだけで丸儲けなのだろう。
国会議員の文書通信交通滞在費2か月分で風呂場のリホームをした。古希を迎えた女房の生命を担保に全額10年ローンだから、預金は温存される。
女性が80才まで生命を維持する確率が高いので可能な融資で、喜寿を迎えた男の命の価値は皆無なのだ。
所帯主の男性が保有する25年ローンを終了した土地建物は担保にする価値はない様である。
モノで栄えて心が荒んだ社会も是正され、これからの社会は命懸けが唯一無二の生きる道なのだろう。