風来坊参男坊

思い付くまま、気が向くまま、記述する雑文。好奇心は若さの秘訣。退屈なら屁理屈が心の良薬。

有料道路の落ちこぼれ 555号

2009年05月31日 07時12分48秒 | 随想
奈良の斑鳩の里の法隆寺門前に叔父夫妻が住んでいる。80歳近い高齢で、子供はいない。高校の教師だった。庭の雑草が無く、掃除が行き届き禅寺の風情である。

以前に息子が訪ね、劇的に変身した。悩みが解消し、家庭を持って、VWの新車を購入した。再訪したいとの事なので、同行することにする。

東名高速自動車道の岡崎インターのETC専用レーンから流入し、豊田ジャンクションで伊勢湾岸道に分岐、トリトンなる吊橋三橋を通過、四日市ジャンクションからは東名阪自動車道。亀山インターからは国道25号(名阪国道)を天理までひた走る。天理インターから西名阪自動車道となり法隆寺インターで流出、しばらく走ると叔父の邸宅に到着する。

平均スピード100kmで、約2時間半のドライブだった。

国道25号は法定速度は60kmの一般国道であるが、仕様は高速道路と同じで100kmを越え、集団でスピード違反をしているのである。赤信号皆で渡れば怖くない。そして通行料金は当然無料である。渋滞でノロノロ走らせる有料道路は深く反省しなければならない。

有料道路に出来ない最大の理由は天理手前の急カーブと急坂の構造上の欠陥で、稼ぎの悪い落ちこぼれとなったのである。

土曜日なので、高速道路が千円であるが、一般国道25号の為に、天理・法隆寺間の300円は余分の出費となったけれども、スピード違反の罰金と思えば安いものである。

高速料金が割安なので、柿の葉寿司や高野山胡麻豆腐・奈良漬等土産を余計に購入し、奈良県に消費税を大量に支払った。有料道路を無料にしても、余命幾許も無い老人の旅行者が増加し、気分が高揚すれば、消費税で黒字化することだろう。

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