入梅の雨降りで草取りが出来ないので、梅雨明け後の二度目の四国遍路旅の旅程を作成した。
掛軸に残り53寺の墨蹟朱印を頂く為に、毎日の巡拝順を決め、時間を定め、七泊の宿を予約し、効率的、経済的な最善の案を模索するのは動機が不純であるが、女房に安心を与える為に必要不可欠である。
学校が夏休みなので行楽地の宿の確保の困難も予想される。
本来は行く雲、流れる水の様に、執着のない自由な境地を得る雲水の歩行禅。
掛軸完成の執着が消えたら、三度目は何も決めず、誰にも告げず、自由な境地の遍路旅を思い描くが、世間は呆け老人が行方不明の大騒動。