気血津液の病理と病証、まず、津液の病理と病証からまとめて行くこととする。
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「旧・東概」では、津液が病むということを大きく二つに分ける。一つは津液の不足であり、もう一つは津液の滞りである。
前者の津液の不足の原因にも二つあり、摂取・生成の不足と消耗・排泄の過多である。
病証としても二つ、身体の乾燥と尿量の減少、便秘(つまり排泄の減 . . . 本文を読む
「旧・東概」のまとめ。再開するとしながらも、再度の長い中断であったので、言訳を一言。
再度の中断の理由は端的には、「現在ある<東洋医学>の全体像を描こう」と始めた「旧・東概」のまとめであったのだけれども、自身の行っている作業が本当に、そのことになっているのだろうか?との疑問が次第に大きくなってきて、「何か違う!」との思いにまでなってしまったからの再度の中断であった。
しかしながら、それは . . . 本文を読む