東洋医学の実践的理論研究~人間が病むということの過程的構造からの東洋医学的治療論の研究~

人間が病むということの過程的像から、鍼灸等の問題を説いてみたいと思います。よろしくお願いいたします。

「骨盤後傾」の一般的な過程像(2/3)

2024-10-25 08:44:47 | 覚え書
小学校に入って、「骨盤後傾」による良い姿勢を教えられ、出来れば褒められ、出来なければ「ほらもっとシャンと背筋を伸ばして!」と叱られる、場合によってはバレエ教室等で「お尻でコインを挟んでるつもりで、お尻をキュッと締めて!」と憧れの先生から教え込まれる。

そうやって身についていった素晴らしい「骨盤後傾」の姿勢!胸を張って、背筋を伸ばして、お尻をキュッと締めた姿勢をとると「姿勢がいいね!」と褒められる。という文化風土が日本には存在する。

これは、筋力が十分にあるうちは、かつしっかりと運動が出来ているうちは、社会的にも評価され、結構なことなのではあるが、それでも肩コリ等はあるだろうが、30代くらいまでは大した問題は起きない。

問題は、40代にはいった頃から、始まる。膝が痛い、腰が痛いが多くの人で始まる。

例えば、膝痛の治療をして、調子が良いと運動すると膝痛、ということの繰り返し。

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