4月からの灸実技の学びの結果として、漸くに自身の灸術の理想的なイメージ描ける様になって来ました。
4月上旬に始まった灸実技の学びも早いものでもう一ヶ月以上もの時間が経ってしまいました。
当初は灸実技は、艾柱を撚って(艾で円錐形のおなじみの灸の形状をつくること)、それに線香で火を点けることを覚えれば灸の基本となることは終わりで、後は<ツボ>と<病>との関係に従って実際に施灸して行くけば良いの . . . 本文を読む
「刺鍼17手技」、教科書でもそれなりの分類しての順番で記載されているようなのですが、自身の理解で再度分類してみました。
<単刺ー雀啄術系(5+2+1手技)>「単刺術、雀啄術、間歇術、屋漏術、細指術」「回旋術、旋撚術」「乱鍼術」
<置鍼ー振せん術系(6手技)>「置鍼術、振せん術、副刺激術(気拍法)、示指打法、内調術、鍼尖転移法」
<その他(3手技)>「随鍼術」「刺鍼転向法」「管散術」
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東洋医学の古典について学びました。認識論的論理的学びの必要性痛感しました。
「東洋医学概論」の授業で「黄帝内径」の書名について、「内と外とは何を意味するのか?(「黄帝外経」という書名の古典もある。)」と質問しました。
それに対して先生の答えは「黄帝外経は現存せず、名前が残っているだけに過ぎないから推測になるが・・・・・。」との前置きで「黄帝内径が理論書であるということから、黄帝外径は実技書 . . . 本文を読む
ブログ更新時間帯について、ブログの持つ二重の目的からの時間設定でなければと思案中です。
本ブログは当初は記事が書き上がり次第の更新であったのが、ここ数回は予約投稿機能を使って朝6時の更新としていました。
昨日は鍼灸学校の友人と語る楽しい時間を持ったので本日の予約投稿はできずでしたが、その事で「そもそもブログ更新時間帯は何時が良いのか?」と改めて考えさせられています。
そもそもの本ブログ . . . 本文を読む
生発芽玄米食べることで歯槽膿漏の症状軽減しました。人間にとっての身体本来の運動をすることの大事性実感しました。
4月の始め頃より、夕食事の主食として、生発芽玄米(甲田式健康法による)食べています。当初の目的としては、まともな武道の鍛練を可能とする様な体調の整えのための食生活の全面的な見直し・改善の一つとしての生発芽玄米食でした。
ところがいざ始めて見ると全体としての体調の改善よりも、10 . . . 本文を読む
「刺鍼の17手技」について学びました。「陰陽五行論」を如何に学んで行くべきかの方向性が見えて来た様に思えます。
昨日の鍼灸理論の授業で「単刺術、雀啄術、間歇術、屋漏術、回旋術、旋撚術、乱鍼術、随鍼術、置鍼術、振せん術、副刺激術、示指打法、内調術、管散術、細指術、鍼尖転移法、刺鍼転向法」の「刺鍼の17手技」について学びました。
知識の習得と違って技の修得というものは名前や方法を知っているだけ . . . 本文を読む
ブログ更新頻度、週1〜2と予告していたのですが、そして自身の仕事と学校とを併せて考えるとそれが無理無く続けられる頻度なのですが、「片手挿管」(5/5)で説いた様に実体面で「出来ないことを出来る様に頑張ること」がその実力向上に必要なことであるとするならば、認識面でもまた「出来ないことを出来る様に頑張ること」がやはりその実力向上に欠かせないと思えます。
以上の観点から、毎日のブログ . . . 本文を読む
「陰陽五行論」について学んでいくと、それを正しいとして使っていい根拠は何なのかとの疑問がなかなかに拭えません。
現在、「陰陽五行論」の起源について、その発展の歴史について知ろうとあれこれ資料にあたっています。
これは「陰陽五行論」が東洋医学・鍼灸において、その診断・治療の根拠ともなる重要な理論であるのにもかかわらず、大抵の解説書が、学校の教科書を含めて「陰陽五行論」を正しいとして、それが . . . 本文を読む
「動物占い」(ビックコミックスピリッツ編集部・編 小学館)読みました。鍼灸治療にとっての易・占いの意義、古代中国においては認識学の代わりとなるものだったのではと思えました。
先日、東洋医学概論の先生から、古代中国の治療家にとっては易・占い、例えば「四柱推命」が必須のものであたっと説いていただきました。そう説いていただいたときの自身の思いは「?」「占い?」「それこそ迷信・宗教の類では?」で、説 . . . 本文を読む
四月の学びで記事にしたもの以外について簡単にまとめて、今後の課題も上げておきます。
実技では、鍼灸のもう一つの柱である灸について学びました。灸は学校で学ぶ以前にも自身でも行なっていたのですが、授業で艾柱の理想的な形状、その作り方、線香の持ちかた、火の付け方と丁寧に教えていただくことで、僅か一ヶ月で格段の進歩ありました。詳しくは改めて論じる予定ですが、伝わっているものをしっかりと学ぶことの大事 . . . 本文を読む
「天人合一思想」を学びました。集団として学ぶことの大事性実感しました。
東洋医学概論の学びの初日に「人体の見方の大元になる考えかた」であるとして「天人合一思想」について先生より説いていただきました。
「天人合一思想」とは天地自然の大宇宙に対して、人体を小宇宙として捉え、人体の形と機能とが天地自然と相応していると視る考えかたである。
例えば、昔々の中国のでは、腎臓と空豆とは形が似ている . . . 本文を読む
『「天人合一思想」「陰陽五行論」〜その唯物論的学びには一般教養の実力を必要とする〜』として、ゴールデンウィーク中にアップすると予告していた「天人合一」についての記事が原稿用紙には出来上がっているのですが、インターネット回線の混雑の故でしょうかブログに打ち込んでも変換に時間がかかって作業なかなか進まないので、アップは後日行ないます。出来れば明日、最低でも日曜日にはと思っ . . . 本文を読む
少し早いですが初泳ぎしてきました。人間は環境に規定される存在であるということ痛感しました。
本日ゴールデンウィーク最終日なので、明日からまた仕事+学校の日々が始まるので、何か普段出来ないリフレッシュの時間を持とうと思い海へ行って来ました。
予定では、泳ぐにはまだ水温が低いので砂浜で日光浴をしてブログの原稿でも書くつもりだったのですが、まだ水温が低い(おそらく15度くらい)にもかかわらず、小 . . . 本文を読む
「鍼灸・東洋医学如何に学ぶべきか」(5/3)「片手挿管」(5/5)と2回の記事を読み返してみると、硬くて読みにくい文章、その上に長い!というのが正直な感想です。
本ブログ「鍼灸如何に学ぶべきか」は、自身の鍼灸の科学的=論理的な学びの為のブログであるとともに、かつての若き日の自身の如くに対象を論理的に捉え返すことで情熱を燃やすことが出来難い、多くの20代から30代前半の鍼灸を学び始めている皆さ . . . 本文を読む