やまめの庭つくり

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カスケードブーケ

2009-07-01 | フラワーアレンジメント
もう7月になってしまいましたが,6月のフラワースクールの作品を報告するの忘れていました.

テーマはウェディングのカスケードブーケ.

カスケードとは,造園用語としては,連なった小さな滝(階段滝).

14世紀から16世紀にかけて発達したイタリアの幾何学式庭園の様式があるのですが,その庭園は,数段のテラスで構成されています.

斜面を利用した人工物(滝や水の流れもそのひとつ)を多く配して訪れた人を楽しませる工夫がされました.

つまり,このブーケは滝のように植物が流れるようなリズムを作り出せれば成功,ということです.



横から見てみると,流れるような感じがよくわかります.

先月に引き続き,市川バラ園から直送のまだ一般に売られていないイングリッシュローズも入った魅惑的なバラの花束.

滝の流れにあたる部分は,マダガスカルジャスミン,ロウグチ,プリンセスダイアナなどのクレマチス,ピンクと斑入りのヘデラやブラックベリーの実など・・・・

花嫁が持ったときにヒザくらいの長さに垂れるよう,金の細いワイヤーでからげるようにしてまとめていきます.

downローラン先生の作品.

花たちがフワッと優しくお互いを引き立てあっていて自然に流れを感じることが出来ます.



downやまめの作品.



途中から流れにバラを自然に混ぜようとしたら,思いっきり不自然に飛び出しましたnose4ase2

何がこの不釣り合いな形を作り出してしまったのか・・・

先生の作品を後からまじまじと見て,何か誤解していたことに気づきました.

出来上がりの形を自分の頭の中にイメージしきれなかったことが失敗の原因ですね・・・きっと

上と下でパキッと分かれてしまった悲しい花束になりましたが,ドンマイです.

今度はきっと上手に作れると思いますyellow24kirakira

帰りが一緒になった生徒さん(やまめよりやや年上?みたいですが,生徒歴は一年くらい)が,いつまで経ってもうまくできないからやめようかと思う・・・と落ち込んでいました.

うまくできないから,うまくできるようになるまで練習しましょう!と未だにうまくできない身で励ましてしまいましたyellow22ase