やまめの庭つくり

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演劇と書と友達

2009-07-05 | ノンジャンル
昨日久しぶりに高校時代の友人が主宰する劇団トレランスの芝居を,高校時代の部活の仲間と見に行きました.

何と友人は初の老婆役で,最後は亡くなってしまいました・・yellow25

今回の舞台はスピリチュアルな世界で,宗教的なことを真剣に学んだり考えたりしていないやまめには何も語る権利がないと思うので,内容の感想はパス

その後の話,楽屋で4~6年ぶりの部活同窓会になりました.

夜の公演が残っている友人と別れ,同窓会はまだまだ続き・・・

お茶しながら話すことはそれぞれ近況や子育てやその他諸々,順に話していくと2~3時間はあっという間ですねyellow22symbol6

家庭のことも仕事のこともみんな前向きに頑張っていることがわかり,勇気をもらいました.

次に会うときには,さらにステップアップしていたいなぁと思える貴重な関係で,そんな中にやまめ自身がいられることが素敵なことです.

友人の芝居じゃないけど,こうしてくれている何かに「感謝」kirakira2



そして,昨日に続いて今日,その仲間のひとりが出品した書道展にも行ってきました.

「書道」は,やまめも小学生の頃から約12年ほど習っていました.

が,
何となく先生のことが好きになれず・・・なのか,
自分の実力に見切りをつけたのか・・・やめてしまいました.

書道展は初めてだったのですが,年配になってから始めた方々がとても熱心だと友人がいっていました.

作品は全部素晴らしく見えてしまうのですが,文字の中に,行の間に,表装のデザインに,それぞれの想いが詰め込まれていることがよくわかりました.

その作品を鑑賞していると泣きそうになるものや,勇気が出るものや,笑顔になれるものがあり,一周したら清々しい気持ちになりました.

書は言葉を文字という形でなく,あるもの全てで書き手の想いを表現するものだったんだな・・・・と,今更ですが感じました.

頭が固い高校生の頃に,詰まらない理由で離れてしまったけれど,当時の自分には分からない世界だったなぁと改めて思います.

きっと優れた書道家は言霊のこの不思議な力と向き合って,感じたことをどう表現するか突き詰めていくんだろうなぁ・・・と作品創出の過程をちょっぴり想像した気になりました.

今,もし書を始めたら,きっと違う字が書ける気がします.

いつかまた始めるかも知れません.

「表現する」ひとつの方法として.



up友人の作品の前で.

谷川俊太郎の詩.ご子息の合唱コンクールの課題曲だったそうです.

詩を読んでいたらグッときましたyellow2