やまめの庭つくり

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スミレの季節

2012-03-13 | 植物
早春に咲く花には色々ありますが,草本類の中ではスミレの仲間が好きです.

昨年も品種名がついた日本のスミレを何種類か鉢植えしてみましたが,何となく消えていってしまいますyellow22

鳥足スミレなんかもいいなと思っていたのですが・・・

今,5年くらい元気に繁殖しているのは玄関先の日陰に植えてあるニオイスミレ.



毎年ツマグロヒョウモンの幼虫に襲撃されつつも,順調に繁茂しています.

そばに行くとかすかに甘い香りを漂わせてくれますsymbol4

鉢植え,地植,どちらにも向くのはやっぱりビオラ・パンジーでしょうか.

かなり丈夫ですね.

今年は初冬に植えたときにひょろっと上に伸びたところを思い切って下の方でカットし,根元に日が当たるようにしてみました.

そのおかげで株の張り方が例年になくいい感じです.

毎年晩秋から初冬は園芸店に行くたびにピピッと来た苗を連れて帰ることにしています.

文字通り,気分で育てたい花の色を決めているので,トータルコーディネートになっていないと思います.

本当はそこ頑張って,道行く人が「すごい!!」と感じるような演出をする事も必要なのかもしれませんが.

自分が惚れたものだけ庭にいてもらいたい・・・,たとえ圃場のような状態であっても毎日会える喜びを優先してしまいます.

ただ,洋服でもそうだと思うのですが,好きなものを選んでいるということは,自分の美意識に鑑みて選択していることになるので,結果,その人らしさというカラーがにじみ出てきているはず,です.

ということは,これから紹介するものはいずれも「やまめごのみ」,なんですよね.

自身ではなかなかわかりませんが.


今年一番のヒットはこれdown

紫の絶妙なグラデーション.フチの白.素敵です.



downこちらは見るたびに「トラディショナル」という言葉が頭に浮かび,優等生でまじめな性格なんじゃないかと勝手に擬人化してしまうのです.

変ですね.

でも,若干融通が利かない石頭なところもありそうだったりして.なんていう想像をしてしまったりします.



淡くてやさしいパープルズ.



そっくりだけど,微妙に違うところがいいんです.



花びらがちょっとフリフリしているけれど,派手派手しくないところがいいdown

紫色の入り方が味わい深いと思います.

温かい黄色の組み合わせも好きです.



双子のように二種類の花が横に広がるように咲く細身のビオラdown

ずっと変わらずにたくさんの花をつけてくれています.

庶民的な雰囲気ですが,優秀kirakira




最後は別格のタイガーアイ.

これだけは他のビオラたちと離れて手作りのグリーンの鉢で育てています.

ものすごい模様です.

虫を蜜腺にガイドするライン??がありすぎて,迷子になりそうなくらいですね.



こちらは誰が見ても派手で毒々しいかもしれませんが,毎年姿が見えないと淋しくなってしまうという強烈な魅力を持っていると思います.

ただ,他の植物との組み合わせとか,自然のイメージが抱けないので,庭に植えるのは難しいかなと思います.

やっぱり庭に生えていてうれしいのはシンプルなタチツボスミレとかがいいな~hamheart

ホッとなごみますね.