やまめの庭つくり

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

さくら・サクラ・桜

2012-03-25 | 樹木
ルミネ有楽町では今日25日が最終日,全国47都道府県から集められた桜を一つの樹木に見立てて,東北の復興を願い,みんなで桜を見上げよう,ひとつの木の下に集おう,というイベントがありました.

テレビでも何回か取り上げられていましたが,プラントハンターの西畠清順さんが1月から活動を初めて,全国から桜を集め,寒い地方の桜は温室に,暖かい地方の桜は冷温室で管理して,この22日から25日までの間に満開にしようとして頑張っていたものです.

こんな感じのイベントは正直苦手なのですが,全国から集まった桜の花を見たい

ただ,それだけの理由でいいじゃないかと思い直して出かけました.

もしやすごい人混みだったりして・・・dokuroと,思ったらそんなでもなかったです.






白い巨大な鉢にドーーーンと活けられたさくら・さくら・さくら・・・

高さ8メートルにもなるそうです.



47都道府県の桜が一同に会したということで「日本桜」と命名されていました.


みんな桜の下で何かお目当ての枝を探しているようでした.

さすがに一本の木にはちょっと見えませんねyellow22


そして,枝振りや花付も様々なものを安全に固定し,まんべんなく見せることにかなり気を遣って設営されたんじゃないかなと思ったり.(イベント実施側の立場でも色々観察してしまいました).

たくさんの個性的なサクラたちが迫力を出しています.

その桜の枝たちに込められた人の想いとストーリー,樹の歴史,それを見上げる人たちの色々な想いが重なって,いっときの間しか共有できない空間ですが,その時間は遙か東北の人たちのことをみんな考えていたと思います.

桜は他の草本や花木の花を見るときとは違って,いつも何か心が落ち着かない,そわそわとした感じがしてしまうのですが,そういう樹を見ながら鎮魂と,復興を願う気持ちを持つのはぴったりな気がしました.

白い鉢にはメッセージがたくさん.



こういうところに書くことは照れくさくて出来ないんですが・・・

全国から桜を寄せてくれた人たちの写真とメッセージを見ながら何となく心が熱くなりました.





知らない名前の桜もたくさん.

sakuraって(他の植物もそうですが),本当に色々な品種があるんだなぁ~と実感しました.

複雑に枝が絡み合っていて,どれが何だかよくわからなくなってしまいましたが,もともと桜を見に行こうと単純に思い立ったことに立ち返り,品種の特定はあきらめましたalienase

ただ,きれいな花を見てください