かこぶろ。

日常、映画、テレビ、音楽、アイスホッケー、興味あるものを気分のままに綴ろうと思います。

リトルマーメイド

2013-04-15 16:12:00 | livE


アンデルセンの童話をモチーフにディズニーがアニメ化した「リトル・マーメイド」、
その後ブロードウェイでミュージカル化、そしてついに
ディズニーと劇団四季が作り上げたという新しい「リトルマーメイド」。
私はアニメも見ていないし、シーのアリエルの記憶もない。
童話とは違いディズニーはハッピーエンドが基本なので
ラストをどう見せていくのか楽しみにしていました。

初演ということもあってさらに関心を集めているし4月7日初日を迎えて
4月の公演チケットを取っていただけたなんてラッキー。
1階席中央より後ろの方の席で角度によっては斜め前の人の頭で
見えなくなってしまうのですが、そんなことは関係なーし!
(2階で見ていた友人たちはもちろん視界を遮るものはないので、
全体を見まわせて良かったとのこと)

主な舞台になる海中シーンはキャストがワイヤーで吊るされて
ドルフィンキックするようにくねくねと、フライングするのが特徴です。
衣装の尾やヒレが繊細でゆらゆらと揺れる様がとても美しい。
若手だけでなくベテラン芝さんまで優雅に泳いでいきます。
(裾幅が狭いようでカーテンコール時に歩きづらそうに
ちょこちょこしている様がかわいらしかった。ククク)
フライングしていないシーンも海中ということで立ち泳ぎのように
腰をゆらゆらさせていたりします。
王子が姫を助けてハッピーエンドという展開ではなく、
父親が娘を助けて嫁にも出すという父娘物語がメインにも感じられました。

そして悪役アースラ伯母さん。
(トリトン姉という設定は初のようです)
青山さんは小柄なのでカーテンコールで出てきたとき初めての方は
そのギャップに驚かされたかもしれません。
下半身の一足一足を一人一人担当して動きを見せたり、
二幕では青山さんもフライングして泳ぐシーンもありました。
キャラがたっている分貫禄もあるし存在感抜群で良かったです。

アースラの手下の海ヘビ2匹もインラインスケートで滑りまくり、
スカットルが仲間のカモメ達とのタップダンスを魅せたり、
シェフがオネエキャラで笑わせてくれたり、
飯野セバスチャンがコミカルで盛り上げて楽しいし。
大きなサンゴのセットや、大きなクラゲが泳ぐ様や
この前日に「すみだ水族館」へ行っていたこともあって、
水中のリアルな演出の素晴らしさに感動しました。


■劇団四季「リトルマーメイド

[あらすじ]
海底での生活に退屈する若き人魚のアリエルは、陸の上での暮らしを夢見ています。
父親のトリトン王に逆らって、難破船から人間のエリック王子を助けるために
深海から浮上したアリエルは、王子に叶わぬ恋をしてしまいます。
そして自分にとって本当の幸せを探し求めるあまり、邪悪な海の魔女アースラとの取引に応じてしまいます。
タイムリミットが迫る中、果たして親友のフランダーとお目付け役のカニのセバスチャンは、
アリエルの気持ちを王子に伝え、アリエルが人間界で生きられるよう説得することが出来るのでしょうか?

[キャスト]
谷原志音 ・・・・アリエル (トリトンの七人娘の末姫)
上川一哉 ・・・・エリック (王子)
青山弥生 ・・・・アースラ (蛸・魔女・トリトンの姉)
芝 清道 ・・・・・トリトン (海の王・アリエルの父)
飯野おさみ ・・・セバスチャン (蟹・音楽隊隊長)
丹下博喜 ・・・・スカットル (カモメ)
星野元信 ・・・・グリムスビー (エリックの家令)
大空卓鵬 ・・・・フランダー (魚)
一和洋輔 ・・・・フロットサム (双子の海蛇)
中橋耕平 ・・・・ジェットサム (双子の海蛇)
岩城雄太 ・・・・シェフ・ルイ/リーワード (エリックのシェフ)

男性アンサンブル
斎藤准一郎、高橋基史、成田蔵人
権頭雄太郎、光田健一、南 圭祐

女性アンサンブル
加藤久美子、松本菜緒、観月さら、浅井美波
高瀬 悠、三井莉穂、三平果歩

2013年4月11日(木)劇団四季劇場 夏
大井町は二度目で一度目はやはり四季の「美女と野獣」を観に来てて。
近くにあるヨーカドーのファミールで腹ごしらえしたのですが
ファミール、懐かしかったー。



谷原アリエルが歌う「パート・オブ・ユア・ワールド」もとても良かった。
のびのびとした歌声が気持ちよかったです。


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