韓国雑記帳~韓国草の根塾&日韓環境情報センター&ジャパンフィルムプロジェクトブログ

韓国に暮らして30年。なぜか韓国、いまだに韓国、明日も韓国。2022年もよろしくお願いします。

K-POPがヨーロッパ上陸~SMTOWN Live In Paris

2011-06-17 02:34:54 | 僕の韓流~ソング&シネマ

 K-POSMTOWN Live In Paris~News~

 ここ2、3日、韓国のテレビで韓流、とくにK-POPがパリでものすごい人気だというニュースが連日のように流れています。あのSMエンターテイメントがはじめて本格的なコンサートを行ったそうですが、映像でも分かるようにかなりの観客です。

 これだけ盛り上がった背景には、主催者側の<戦略>がしっかりしていたからだという指摘があります。まず、作曲家に韓国人以外の専門家を起用して、韓国人以外にも親しみやすい曲を作ったこと。踊りの振り付けも日系アメリカ人を起用したそうです。

 また、ユーチューブなどのインターネットが全世界でK-POPに接することができるように(それもリアルタイムで)なったことも、大きな力になっています。

 韓国のミュージシャンのように、歌えて、踊れて、スタイルもいいというミュージシャンが、集団でいるというのも大きな武器でしょう。まあ、歌にしても、踊りにしても、彼ら(彼女ら)すごいですね。日本のミュージシャンの歌や踊りを見ると、これプロなのと思ってしまうぐらい、K-POPのミュージシャンの完成度は高いと思います。

 この調子だと、K-POPの世界制覇、とまではいかなくても、世界の音楽界をリードしていくことになるかもしれないですね。もっとも、これだけ目立つようになると、いろいろ批判もでてくるでしょうが(中央日報の記事)韓国の音楽も幅が広いし、実力のある歌手も多いし、スタッフたちも揃ってきて、ビジネスとしてのエンターテイメントをしっかり研究しているという感じもするので、当分の間は、ブームが広がりそうです。音楽だけでなく、ドラマや映画、韓国料理、(もしかすると伝統的な踊りや音楽まで)どんどん拡大していったら、すごいことになりますね。

 ということで、またまた韓流関係の記事でした。あしたは、できれば環境関係の内容、絶滅危惧種の新しいリストの候補が決まったというニュースをお伝えしましょう。では。

 


このごろ気になるテレビから~野球とボクシング

2011-06-11 01:04:37 | 僕の韓流~ソング&シネマ

 つい最近、芸能情報番組を見ていたら、野球の始球式の紹介があり、ちゃんとキャッチャーに届く球を投げている女の子がいて、ビックリしました。芸能界NO1の始球式のゲスト、ホン・スアという女優さんでした。スタジオで投げるのもシーンも登場しましたが、アマチュア野球をやっている男性タレントが驚くぐらいの球を投げていて、すごい! 

 いろいろ検索していてようやく、ユーチューブで見つけましたが、ホン・スアでなく<ホン・ドロ>というあだ名で載っていました。彼女の始球式、ご覧ください。

ホン・スア始球式

 

 

 野球の次は、ボクシング。南海キャンディーズのしずちゃんがボクシングをしているそうですが、韓国でもイ・シヨンという女優がボクシングでチャンピオンになっています。(2011年3月、第7回全国女子新人アマチュア・ボクシング大会48キロ級)そんなわけで、ボクシングの練習風景がでてくるCMがあります。こちらの動きも、すごいですね。やはり、チャンピオンです。

ドクター・ユーCM

 

  ちなみに、この春に封切られた<危険な挨拶>という映画で主演していますが、釜山でのロケのときも、時間を作ってはボクシング・ジムに通ったそうです。(この映画、なかなか面白い映画でした。DVDがでたら、見てください)

 ということで、今日はがらりと内容を変えました。明日も、また違った内容にしますので、お楽しみに。

 


ソ・テジとイ・ジアが離婚訴訟中!

2011-04-22 00:29:36 | 僕の韓流~ソング&シネマ
 久しぶりに原発以外の記事を紹介しましょう。

 なんと言っても、今日は<ソ・テジとイ・ジアが離婚訴訟中!>というニュースですね。9時のニュースでも、芸能枠でなく最初から3番目か4番目のニュースで報道されています。中央日報の日本語版によると、

 トップスターのソテジ(39、本名チョン・ヒョンチョル)と女優イ・ジア(33、本名キム・ジア)が法的に夫婦で、現在離婚訴訟の真っ最中であることが報道された。

2人の離婚訴訟事実は18日にソウル家庭裁判所で2次公判が外部に知らたことで静かに広がっていった。

これと関連してソウル家庭裁判所の関係者は「チョン・ヒョンチョルキム・ジアを当事者とする離婚訴訟事件はある。しかしこれがソテジなのか、イ・ジアかは確認できない。当事者らが立会わず、代理人を通して裁判を進行しているためだ」と述べた。

イ・ジアは今年1月、ソテジを相手取り慰謝料及び財産分与を要求する離婚訴訟を申し立て、両者は法定代理人を通じて3月と4月に2度の公判を終えている。


 ソ・テジについては以前、このブログでも紹介したことがありますね。(こちらです)いろいろな意味で注目を浴びてきたミュージシャンで、同時に私生活はベールに包まれていました。日本もそうでしょうが、売れなくなると<芸能番組>、まあ日本だったら<お笑い>や<バラエティー>に該当すると思いますが、こんなテレビ番組に出る場合が多いのですが、ほとんど出たことがないはずです。ですので、最近はテレビ自体にでることもありませんでした。

 一方の、イ・ジアですが、<ベートーベンウイルス>での印象がとてもよく(実は太王四神記は見ていません)、これからどんどん活躍するだろうと思っていました。

 たぶん、明日以降もいろいろと情報が出てくると思いますが、10年以上にわたって結婚していた事実を隠し続けた<努力>は、本当に感服します。


目には目を 歯には歯を お勧め韓国映画 その2

2011-02-08 03:03:30 | 僕の韓流~ソング&シネマ
目には目を 歯には歯を


 ハン・ソッキュとチャ・スンウォンが、がっぷり四つに組んだ犯罪映画。刑事役のハン・ソッキュはいつものエキセントリックな演技に、チャ・スンウォンがかっこいいですね。どうも、悪役のほうが似合うみたいです(デビューはコメディでが)。

 この映画は日本では公開されたのかな? 韓国でもそこそこのヒットだったので、あまり語られることも無いようですが、でも面白い映画です。カーチェイスのシーンや仲間を助けるシーンなどは光っています。カーチェイスや銃撃戦のシーンは韓国映画のほうが日本より上じゃないかなと思わせる映画です。

The Big Swindle (2003) - お勧め映画、その1

2011-02-08 02:38:51 | 僕の韓流~ソング&シネマ
The Big Swindle (2003) - 범죄의 재구성(犯罪の再構成)

 tsunamiさんから書き込みがあったので(感謝!)、僕のお気に入りの映画を紹介しましょう。(男性歌手の紹介はこのあとでやります)

 まず、実際にあった銀行強盗をヒントにした「犯罪の再構成」。主演はパク・シニャン。いまSBSテレビで「サイン」というドラマに主演してますが、「パリの恋人」の主人公といったほうが分かりやすいかも。ちょっと癖のあるしゃべり方ですが、気にいらなかったら、ごめんなさい。

 この映画、詐欺師の先生役のペク・ユンシク、先生の元彼女のヨム・ジョンアが魅力的です。これ以外の脇役もいいですよ。最後のおまけのエピソードは大笑いですね。

 で、今回データをチェックしていたら、監督のチェ・ドンフンは「いかさま師」や「チョヌチ」の監督でした。やっぱり面白いわけだ。最近、時々深夜のケーブルTVでやっていますので、そのつど観てます(笑)

男性歌手は? その1 チョー・ヨンピル

2011-01-28 04:24:31 | 僕の韓流~ソング&シネマ
친구여


 この前、なつかしの女性歌手のことを書いたので、今日は男性歌手について書きましょう。なんだかんだ言っても、やっぱりトップバッターはこの人、チョー・ヨンピルですね。

 僕が韓国の音楽に興味を持ち出した80年代の中盤、日本ではちょっとしたブームでした(といっても、知らないだろうな)もともとはポップスやロックに近い人なんですが、日本では演歌(トロット)歌手として登場したのは、ちょっとかわいそうでしたね。日本でも大ヒットした「プサン港に帰れ」のイメージが強すぎるのでしょう。でも、当時のレコード(!)には韓国の民謡も入っていて、僕の周りの連中はかなり影響受けてました。

 さて、この歌「友よ」と訳せばいいでしょう。韓国に来てから知った歌ですが、飲み会のしめとか、合宿などで教授たちがよく歌っていましたね。みんなと一緒に歌うのにぴったりです。

 この映像、よく見てください。とくに観客を。雰囲気が少し違いますね。さあ、どこで歌った映像なのか、当ててみてください。



ミン・ヘギョン-逢いたい面影

2011-01-21 04:07:36 | 僕の韓流~ソング&シネマ



 90年前後、一番好きな歌手の1人が、ミン・ヘギョン。この「逢いたい面影」も大好きな歌です。

내사랑 어디쯤에 있나    밤은 더 외로워만 지고
あたしの恋人はどこにいる 夜はもっと寂しくなり

눈으로 주고 받던 말이   손으로 느껴지는데
目で話した言葉が     手で感じるのに 

수없이 많은 밤은 가고    마음은 그대 향해 있어
限りなくたくさんの夜が過ぎ 心はあの人に向いている

서글퍼 눈물이 흘러도   보고싶은 얼굴
やるせない涙を流しても  逢いたい面影

메마른 가슴 끌어안고   정들은 사람 그리면서
乾ききった胸を抱きしめ  なれ親しんだあの人を偲びながら

혼자서 지새우는 밤엔  보고 싶은 사람
一人夜を明かす夜には  逢いたいあの人

라라라라라라~라라라라라~


 今見たら、この歌もダンスがきちっと入っているんですね。当時は日本の歌謡番組のほうが豪華で上手に見えたんですが、いつの時点からか日本のダンスがとても下手に見え出しました。ダンスだけじゃないよね、歌だって、そうです。韓国では下手な歌手を見たことが、ほとんどありません。それに比べ、日本の場合、U・Hですらライブの下手さには驚きました。あれは、ないよなあ、もっとうまいと思っていたのに。

 ミン・ヘギョン、もう50歳ぐらいなんですけど、まだまだ現役です。7080なんかに、よく出てきますが、声がほとんど変わっていないのに驚きました。ユーチューブで探せば、見つかりますよ。

ナミ-インディアン人形のように

2011-01-21 03:53:27 | 僕の韓流~ソング&シネマ



 今日、KARAが解散するのでは、というニュースがありましたが、まったく関係なく思い出したのが、この曲です。

 はじめてみたのは、韓国に来る直前だったと思います。今から見ても、このダンス、かっこいいし、曲も楽しいです。これが20年以上も前の曲なのだから、韓国の歌もバカに出来ないでしょ。

 というわけで、懐かしい曲をまとめて紹介しましょう。

チンドアリラン

2010-12-25 04:23:44 | 僕の韓流~ソング&シネマ
チンドアリラン


 僕が韓国に来たきっかけのひとつが、韓国の伝統音楽に魅せられたためで、まさに芸は身を滅ぼしてしまったわけです(笑)

 韓国の伝統音楽にはすばらしいものがたくさんありますが、そのひとつが各地に伝わる民謡です。このチンドアリランもそのひとつ。初めて聞いたのは、たぶん在日韓国YMCAでチャンゴを習っていたことだったと思います。それまで聞いたことのあったアリランとは、また違った面白さがあり、みんなで歌にあわせて踊ったような記憶があります。

 この映像はソピョンジェという映画の1シーン。5分ぐらいの長いシーンでも有名になりました。この場所は、青山島。じつはこの道、セメントで舗装されていたので、その上に土をかぶせたと、地元の人に聞きました。

 この場面ではありませんが、ソピョンジェの撮影に見学をしたこともあります。今から思えば、いろいろなことを経験しましたね。

Do You Love Me - Bobby Kim

2010-11-06 02:58:14 | 僕の韓流~ソング&シネマ
Do You Love Me - Bobby Kim


 最近、芸能ニュースを見ると、韓国の女性グループ「少女時代」のニュースが必ずといっていいほど出てきます。それも、日本ですごく人気があるという内容。埼玉アリーナにK-POPSファンが1万5千人集まりましたが、「少女時代」のファンが一番多いようですね。

 「冬ソナ」を頂点とする韓流ブームの時は、ほとんどが40代以上のおば様たちが多かったですね。チェジュ島でやった韓流エキスポのとき、チャーター機が飛びましたが、男性は数人しかいなかったそうです(それもおば様の旦那様と旅行会社のスタッフです)。

 男性ファンが登場したのが「チャングムの誓い」から。イ・ヨンエはおじさんたちに抜群の人気で、その次がチェ・ジウかな。どちらにしても、韓流はおば様とおじさんたちの世界だなという感じでした。(もちろん若いファンの人もいましたが、おば様たちのパワーに負けてましたね)

 それが「少女時代」でガラリと変わったので驚きました。女子高生たちが夢中になるとは想像できませんでした。若い男の子たちにも人気があるし、彼らのお母さんたちの世代にも人気があるみたい。これで今年の紅白に出るかもしれないですね。

 ただ、この人気は偶然ではない感じです。かなり以前から準備をして、少しずつ種をまいて耕していた畑が、ものすごい豊作になったと理解したほうがいいみたい。韓国のエンターテイメントの世界も、いまやワールド・スタンダードを基準にしています。かなり緻密な計画を立て、マーケッティング調査もきちんとやり、今のタイミングで「少女時代」を日本でデビューさせたという見方は、どうでしょうか?

 さて、じゃあ次は何か。そろそろ、ソロ・シンガーの登場でしょう。(うわ、ベタな駄洒落になってしまった!)今まで踊りやグループの魅力で見せてきましたが、歌がうまくてカッコいい歌手が、日本に登場しそうです。男性は、このビデオのバビー・キムが注目です。女性は、ペク・ジヨンあたりが日本で活躍すると面白いんですが。

 まあ、ビデオを見て、バビー・キムの歌を聴いてください。いやあ、カッコいいですよ。