
食べ物が薬だという考えが、韓国の伝統料理の中にあります。
伝統的な韓国人の世界観が良く現われている考え方ですが、食べ物あるいは食べるという行為の中に摂理や宇宙の原理を求める考え方のように感じられます。
この考え方を料理で積極的に実践したのが<薬膳 ヤクソン>でしょう。僕も名前といくつかの食材しか知らない世界ですが、9月10日から13日の間、ソウル市内の<韓医薬博物館>で <体に薬になる食べ物~薬膳>という展示会が開かれます。
今回の展示会では50余りの料理が展示され、薬用酒作り、韓方薬せっけん作り、薬草を利用した匂袋作りなどの体験プログラムも用意されています。また、1日200名に、薬用茶と薬膳餅の試飲・試食も行うそうです。
場所はソウル市の薬令市場のすぐ前にある<韓医薬博物館>です。入口が見つけにくいですが、大きな建物の地下2階にあります。韓国語ですが、略図を載せましょう。
韓医薬博物館への行き方
ここの博物館、常設展示もなかなか凝っていますし、体質チェックのコーナーがあったりして、おもしろいですよ。とくに学芸員の人が積極的で、今回のプログラムの企画も彼女かしたそうです。僕がポップンジャ酒作りを体験したのもここです。ぜひ、この期間ソウルに来る方がいたら、立ち寄ってみてください。僕も、11日の薬用酒作りに顔を出すかもしれません。12日の土曜日も立ち寄るつもりですのでよろしく。
念のため、博物館のHPも紹介しておきましょう。
韓医薬博物館 ホームページ