交流会が終わってから、翻訳の仕事で身動きとれず、ブログの更新もできないでいました。「現代日本生協運動小史」という本で、日本語を韓国語にするので大変です。ネイティブチェックも必要ですし。翻訳しながら、日本の戦後史の勉強をしているわけで、いろいろ考えさせられることが、たくさんありますね。いずれ整理してみましょう。
ということで、生き物調査交流会の最後の報告です。
午前中の調査を終え、午後は各地の報告です。会場は環境農業学習館です。
NPO法人田んぼの岩淵先生の報告。津波の被害を受けた田んぼの再生プロジェクトです。
夜は交流会。結婚式場を会場にして、盛り上がりました。日本チームも、<ふゆみず田んぼの歌><手のひらを太陽に><ふるさと>の3曲を全員で合唱しました。やはり、<手のひらを太陽に>は生物多様性の歌ですよ。生き物調査のテーマソングにしたいですね。
最終日、挨拶をする呉地さん(ラムネット共同代表)。ラムサール条約や生物多様性条約での<水田決議>の立役者です。
最後に、iCOOP生協のメンバーからプレゼントをもらう岩淵先生。
これはどこのグループかな。たぶんハンサルリムという生協の人たちです。
最終日、ホンソンの有機農業や協同組合運動の拠点のひとつ、プルム学校の見学をしました。全校生徒100人もいない、とても小さな農業高校ですが、韓国中から注目を浴び、いまでは入学試験も5倍の競争率だそうです。
学校の中での記念写真。この建物、実は男子寮です。(冬は寒くて大変だそうです)
この建物が通常の授業をする校舎。これ以外にも、食堂や実習棟などあります。
このビニールハウスは1年生の実習用。また、最近は障碍をもった子供の実習場所にもなっています。
どこで撮ったか忘れました^^; たぶんプルム学校の専修過程の校舎です。専修過程とは農業を本格的に生業にしようとする人たちが勉強する2年制の学校。今回、生き物調査をしたシムさんも、ここで農業を勉強したそうです。
これ以外にも、ホンソンにはプルム学校から芽生えたさまざまな共同体や拠点があります。ぜひ日本に皆さんにも直接見ていただければと思います。10月ごろ、ぜひツアーをしたいと考えていますので、よろしくお願いします!
4時半ごろホンソンを出発、ソウルへ。中央のバス専用レーンのおかげで7時ごろにはカンナムホテルに到着。8時ごろからホテル近くの食堂で、大宴会! 今までホンソンではほとんど肉を食べなかったので、皆さんサンギョプサルやカルビを存分に食べ、マッコリを飲んでいました。(ちなみに、それでも1人前3万ウォンですみました)
次の日は帰国の日。昼間の便の人とはホテルでお別れ。国立中央博物館を見学した後、秀明のかたがたが帰国のためにソウル駅で下車。残りのメンバーで広臓市場(クワンジャンシジャン)でショッピング&お昼&マッコリ・タイム。みなさん、ご苦労様でした。また来年会いましょう。最後に、市場での写真を2枚ほど紹介しましょう。