ゲスト=矢嶋宰ほかナヌムの家のスタッフ
昨年、幹部職員や経営主体の不正を7名の職員が告発したナヌムの家は、その後、改善されたのでしょうか? 官民合同の調査委員会が作られ調査と改善に向けた提案がされていますが、施設長と事務長が変わっただけで、状況は一層悪化しているようです。今回、告発をした職員の一人の矢嶋さんや他のスタッフから現場の状況を話してもらい、私達が対応できることを考えたいと思います。
第86回 1月15日 民主化運動記念事業会の活動について
ゲスト=キム・チャンホ(民主化運動記念事業会)
民主化運動記念事業会は、韓国の民主主義の発展の核心的な原動力であった民主化運動の精神を国として継承・発展させるために作られました。そのためにさまざまな記念事業や民主化運動の歴史資料の収集や整理、民主主義の発展のための学術研究や市民への民主化教育、そして国際連帯活動を行っています。今回は同事業会のキム・チャンホさんに話をしてもらいます。
第87回 1月22日 中北国境の街、丹東から見た朝鮮半島(仮)
ゲスト=カン・ジュウォン(文化人類学者)
かつては安東と呼ばれていた丹東は鴨緑江を挟んで北の新義州と接する国境の街、中北貿易の70%はここを通過します。長年、丹東を観察し調査してきた文化人類学者のカン・ジュウォンさんが丹東からみた朝鮮半島、とりわけ北の社会や経済、文化について話をします。なおカンさんの近々「나는 오늘도 국경을 만들고 허문다(私は今日も国境を作り崩す)」の日本語翻訳本が出版される予定です。
第88回 1月29日 南北の野生動物と非武装地帯の生態系
ゲスト=ハン・サンフン(韓半島野生動物研究所)
韓半島野生動物研究所のハン・サンフン所長が南北での野生動物の状況や非武装地帯での生態系の様子などについて話をしてくれます。ハン所長は2008年12月29日に国連軍の承認のもと環境部と国防部の協約に基づき、初めて非武装地帯での自然生態系、生物多様性、文化遺産資源の調査に参加しています。当時の様子も含めて話してもらう予定です。(写真はDMZでの調査の様子)
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