漢方談話 (埼玉県日高市にあります漢方専門薬局 環のブログです)

フェルデン グループ稽古第三月
個人稽古 第四金
営業時間:10時~16時

日本発祥の地を求めて、ぶらり瀬戸内の旅 第1夜

2013-08-15 13:20:14 | 旅行
大変ご無沙汰しております。

先週半ばから、急に気温が上がってきましたが、
皆様いかがおすごしでしょうか?

スイカや桃など、果物もぜひ上手にお使いいただけましたら幸いです♪

さて、長い夏休みをいただいております。
今年の夏もぶらり瀬戸内の旅となりました。

8月7日水曜日
 この日から、環はお休みに入りました。
4時半ごろ起きて、荷物をつくり、おにぎりを6個作り
おにぎりは毎回、多すぎ!といわれるのですが、万が一に備え
兵糧は多めに!がポリシーです。

8時半に出発しました、初日に向かうのは兵庫県は「姫路」です。

途中難なく、すいすいとすすみます。
大津のSAがずっと工事していたけど、そろそろ出来たのでは?
一体どんなところになったのだろう?と立ち寄ってみました。

出来ていました!
古い建物は、あっという間に更地へ



トイレの前に、アンケートが!
「トイレはいかがでしたか?」とのこと。

え?いかがでしたか?と聞くほどの自信作に違いない!

用もないのに、トイレをのぞく。

うっわ~~~~~!

個室です。

当たり前ですが。

本当に個室なのです。個室部屋なのです。お勉強できるくらい広々。
これは凄い!

大津SAを後にして、姫路まであと少し!
旅行のときは眠気覚ましに、あまりガムやフリスクなどは取ってほしくないので
少しでも体にましなものをと、ハリボーのグミをもっていきます。
私はほとんど食べませんが、
今回3袋もって行ったら、
なんと、片道だけで、3袋目に手をつけた妖精。

その直後、ピンチが襲ったのでした。

ハリボーをほおばっていた運転中の妖精が急に

んあ!!と顔をしかめる。

「銀歯が取れちゃった」

え~~~!

この時、すでに16時半。姫路までは急いでも1時間はかかる。
すぐに姫路で遅くまで営業されている歯医者を探す、
できれば駅前ではなくて、駐車場があるところ!

電話しましたら、一個目の歯医者で18時まで営業しているけれど
混みあっているので、17時半までには着て欲しいとのこと。

承知!

急げや急げ!

姫路の市内は素晴らしいバイパスが通っていて、信号で止まらずにすすめることに大感謝!

17時45分に滑り込む。

どっぷり関西弁の歯医者さん。ばりばりの関東人の妖精には、英語圏以上にちょっとした外国気分であります。

保険証の住所を見て、先生が
「と、東京からきはったん?
ど、どないしはったん??」と超びっくりされたのだとか。

激混みだったそうですが、とてもいい歯医者さんで、
患者には優しく、スタッフに厳しい先生だったそうです。

無事に治療を終えました。
今回は島に行くので、これが小さな島でのハプニングではなく、
姫路という大きな都市で本当に助かりました!

天使さん、ありがとうございます。(その1)

しかし、このハプニングは開始に他ならないということに
この時、わたくしたちは、全く気付いていないのでした。

さて、ホテルへチェックインをし、早々に寝ます。
翌日は朝11時すぎの船で、小豆島に向かいます。

つづく



日本発祥の地を求めて、ぶらり瀬戸内の旅 第2夜 小豆島

2013-08-15 13:19:05 | 旅行
二日目、朝5時半ごろ目覚めました。
ホテルが川沿いに立っていて、土手を散歩します。


セミの鳴き声を聞きながら、川のせせらぎを聞きながら、




誰もいない時に、一瞬太極拳をしながらの散歩が
とっても気持ちがいいのです。

10時ホテルをでれば間に合うのですが、準備が順調にすすみ、
9時20分ごろ出発することにしました。港までは15分くらいです。

9時40分ごろ着き、どこに車を停めたらいいか聞きにいったりして、
ようやく駐車場にきましたが、もちろんガラガラ!

そして、一つ前の船が出発するところでした
「もう発車時間すぎてますよ~~!急いでくださ~い!という係員の呼びかけに

重たい荷物を背負って、走る乗客が数人向かっていました。

そんな矢先、私達に係員の方が
「車一台分だけ、空いてますが、乗られますか?」と聞いてくださり、

「え!いいんですか?でも、まだチケット買っていないのですが」と申したら、

「ここで売らせてもらいますんで。大丈夫です」

なんてラッキー!1時間半の待ち時間がナシになり、一本前の船に悠々と乗れることになったのでした。ありがとうございます(ラッキーその2)

船は青い空に白いマストやボディがまぶしいのでした。





一時間少しの乗船時間は、全く飽きることなく、甲板で海をながめました。



たくさんの島が現れては消え、表れては消えしていきます。



あっという間に時間がすぎて、小豆島にまもなく着きます。
小豆島の福田港が見えてきました。



誰が待っているというわけではないのですが、
おお~~~い!なんて、手を大きく振っていたら、

気付けばもう、周りには誰もいなくなっていたのでした。
急いで、車が積まれているところに戻ると、皆さんもうすでに
車に乗っていて、エンジンをふかし、船から下りるのを
今や遅しと待っている状態でした。

11時すぎに到着、チェックインは15時なので、福田港の梅本水産というお店で
ご飯をいただきました。

この季節は、赤うに、鱧、タコが季節なのだそうです。

まずはうに丼


すっごく美味しかったです。

ウニがさっぱりとしているのです、自然児のウニ。
コテコテした脂っこさがなくて、よくしまっているような印象でした。

外では、ちくわなどを焼いてたり、いけすが


このまま帰る方にはいいですね~~。

さて、ちょっとはやめにホテルへ。ホテルの目の前が海岸なので、
荷物だけ預けて、泳ぎました。



泳ぎました。


魚がたくさんいます。
水はとっても冷たいですが、気温が37度くらいあるのが有難いです。

15時頃にホテルの方がお声をかけてくださいました。
今回は滞在型リゾートマンションのような、ホテルを選びました。
ここに、環ファミリーが集結します。
長女・・私
次女・・さあちゃん
三女・・めめちゃん

シャワーを浴びて、まだ夕飯まで時間もあるので、ちょっとお出かけすることにしました。
瀬戸内の島々では、「瀬戸内芸術祭」と称し、さまざまなアートの展示がされています。
ここ小豆島でも行われており、廃校の小学校が使われているので
車で行ってみることにしました。
ホテルの方に道を聞きました。
福武小学校と葺田八幡神社に行きたいのですがと。

葺田八幡神社の葺田はこの地区の名前が「福田」になった由来なのだそうです。
なので、「ふくだ神社とお読みするのですか?」と聞きましたら

「いえ、ふくだ神社とは読まないのですけどね」

と、おっしゃって、道の話になったので、
本当はなんと読むのか気になってしょうがないのでした。

それで、あとで調べてやっと分かったのでした。



校庭が駐車場で、遊具があって、ぶらんこに飛び乗りインナーチャイルドの解放!
あぁ、気持ちいい。そして、どんどん子供の頃の記憶がもどってきていた矢先。

車のトランクをバタンと閉めた妖精が

「あぁぁ・・・・」と小さな声。

「なに?どうしたの?」

「インキーしたかも」

どこも開かない・・・


ええええええ!!??
よりにもよって、この島のこの廃校の小学校で?
どうしよう、ディーラーの電話番号は私の携帯には入っていないし、
彼の電話はまさに今、車の中。

ところが、トランクは半ドアで、ちょっと空きそうで空かない感じ。
ほら、よく半ドアで車走らせると、ドアが開いたりするから、車をゆっさゆっさとゆすろうでないか!と思った時、妖精は、逆にトランクの扉をぐっと押して閉めました。

・・・・。

なんと、開きました。笑

もう、大笑い。
半ドアだと、開かなくなるということのようでした・・・(?!)

とりあえず、助かりました、ラッキー(その4)

その後、芸術祭をみました。


シロウトにはちょっとよく分からない感じですが、素敵です。

となりにある神社が葺田神社ですね、こっちも素敵でした


それにしても、旅の始まりは、いつも厄落としような感じではじまります。


ホテルに戻りました。
この日は、甥っ子のコタちゃんマン率いる さあちゃんファミリーが到着。
(次女)
この時18時すぎ。
夕飯を18時半からいただきました。
久しぶりに会った私には、緊張した顔をするのに、
うちの妖精にはすぐ打ち解けるコタ。血がつながっているのは、私なんだけどなぁ・・。



そして、私達が、お迎えしたので、コタはこのホテルを
「みっこちゃん家」といっていました。笑

夜の海岸をお散歩
さあちゃんファミリー



いよいよ明日は、環のドンの登場です。







日本発祥の地を求めて、ぶらり瀬戸内の旅 第3夜

2013-08-15 13:16:53 | 旅行
朝は、なぜか4時ごろ目がさめました。
鳶がピューコロコロと鳴いています。

5時まで布団でごろごろして、一時間くらいベランダで太極拳をしました、
海のエネルギーをたくさんいただきました。

6時ごろ、お部屋に戻ったら、妖精がジョギングに出て行きました。
一時間半くらいして、戻ってきました。吉田ダムまで走ってきたととのことで
びっくり。
吉田ダムは、ホテルから右斜め上方の山の上にそびえるダムだったからです。

こちらがホテルのお部屋からの眺めで、中央奥の赤丸が、ダムです。
汗びっしょり。



朝は10時に土庄港に環先生はじめ、めめちゃん、父が高松よりフェリーでやってきます。
みんなで向かえに行きました。



着ました!
コタちゃん争奪戦の幕は切って落とされたのでした。
われ先にと、コタちゃんの手をとる環先生とめめちゃん。笑

オリーブ園に行った後、お昼に井上誠耕園にあるカフェに。
ここから、五分くらいだねということで、気軽にスタートしたのです。

オリーブ畑にあるのですが

ま~~~、細い道なんです!オリーブ畑の農道なのでしょうか?しかも、傾斜もけっこう。

え?こ、ここを曲がるの?っていうか、
曲がれるの?曲がっていいの?
この先、道はあるの?

みたいなところで、かな~~り、ハラハラドキドキ。

ところか、曲がれども見つからない。バックし、道を戻り、また別の道へ!
本に載っているお店の電話番号に電話すると、なんと不通・・・・。間違っているようです。
それで、もうこれは、かなりリスキーだということになり、とりあえず
大きな道に出よう!ということで、
さあちゃんたちの車とは途中から別々の道へ、

「お互い、無事脱出の健闘を祈る!」と固く握手を電話で交わし、分かれたのでした。

その直後、途中で地元の方に出逢い、道を聞き、大きな道に出る前になんとか到着!!!有難い!(その3)

さあちゃんたちもまもなく到着。

こんなオリーブ畑のど真ん中にあるのに、すごいお客さんで、長蛇の列。
車の他県の車もあり、関東からも、数台!

味も美味しかったです♪味も美味しかったけど、この苦労して辿り着いた達成感に感動でした。笑
お店の作戦としては、かなりいいのではないでしょうか?!

そのまま、ホテルに移動し、全員水着に変身し、海へ!
コタちゃんも海デヴューでした。

しばらく、コタちゃんは「海には入らない!」と断固拒否し、砂浜で
遊んでいたのですが、

さあちゃんが浮き輪にのりながら、ニコニコ笑いながら
「コタちゃん、助けて~」と言うと、

コタちゃんは、急にすっくと立ち上がって、側にいたメメちゃんに
「抱っこ!」と的確に指示を出し、ママを救助すべく海に入って行ったのでした。

助けてといわれると、いてもたってもいられない、まもなく3歳のコタちゃん。
勇ましいのでした。

その後、海から上がらないと言い張り、パパとずいぶん長く、海で遊んでいました。

この日は2日早く、コタちゃんの御誕生日をしました。

この日の部屋割りは、めめちゃんと私達夫婦がツインの部屋に泊まりました。
メメちゃんと漢方の話しをしていて、
メメちゃんが
「黄耆建中湯て、どんなときによく使う?」と聞いてくれていたのですが、

声が、すっごく遠のいて、返事をする前に寝てしまいました。笑

つづく







日本発祥の地を求めて、ぶらり瀬戸内の旅 第4夜 愛媛

2013-08-15 13:14:41 | 旅行
4日目

朝5時に起きて、太極拳をしました。妖精はジョギングへ。
その後、さあちゃんをヒプノの世界へ。

朝ごはんをゆっくりいただいて、この日は愛媛へ。

11時20分の土庄港から船が出るので、
福田港から出発するさあちゃんたちとはここでサヨナラ。

私達は、環のドンたちを乗せて出発。
高松で、山田屋さんのおいしいおうどんをいただく。
ここの釜ぶっかけが美味しい!のです。
と、力説する中、父とメメちゃんはおすすめを全く無視。いいんですけどね。
食べてから、
「そっちにすれば良かったなぁ」と、言われても、なんともいいようがございません。

愛媛のおばあちゃんの病院には16時ごろ到着。

以前より、顔と手のシミがすっかり消えていて驚きました。地竜を倍にしているとのこと。地竜とは、ミミズのことです。血流をよくし、余分な水をとる働きがあります。うむむ、「私も飲もうかな」と、メメちゃんと二人言ったのでした。
おばあちゃんの知ってそうな歌と歌ったり、、フェルデン的体のタッチをしたり
食事をしたりしていたら、いろいろ話してくれました。
自己満足だけれど、おばあちゃんに会えて良かったなぁと思いました。


この日は、おばあちゃんの家に一泊。

旅行中は夜9時代に寝ています。笑


日本発祥の地を求めて、ぶらり瀬戸内の旅 第5夜 淡路

2013-08-15 13:14:06 | 旅行
5日目 おばあちゃんの家には古いものがいろいろあります

おばあちゃん愛用のミシン


おじいちゃんが生前には油をさしていたそうです。
昔のは電気も使わずに動く仕組みがあって、これだけあれば
動くわけですから、この独立スタイルがいいなぁと思います。

それから、


子供の頃から、夏はずっとおばあちゃんの家で過ごしてきましたが、
この楽天知命も、ずっと見ていながら、最近になってやっとその意味を知りました。

天を楽しみ命を知る、故に憂えず ということですが、いろいろな解釈があるようで
私がピンとくるのは、
自分が楽しいと思うことが、宇宙が与えた使命であるということ。

自分が楽しいと思うことを大事にしなさいということ。

もともと、楽天主義というのは、楽天知命から来ているのだそうです。

それならば、楽天家を追及していきたいと思います。


それから、ディオールの綺麗なスカーフが出てきました。
それを見たメメちゃん

Christian Diorと書かれた文字を見て
迷わず

「キリシタン ディオール?」

江戸時代かっ!と思うような発言に、しばらく笑ったのでした。
ほんとに面白いんですよ、めめちゃん。



おばあちゃんの家の庭から瀬戸内芸術祭 作品 
お題は「成長」



セミの抜け殻が半端ではない量、ぶら下がっております。




さて、この日は朝9時に出発し、私達二人は淡路島に向かいました。
古事記には、日本は淡路島から生まれたと記述されていると言われています。

だから、一度淡路島をゆっくり見てみたいと思っていました。地震も起きるような
パワフルな場所。
まずは、伊弉諾神宮にご挨拶。
日本を生んだ、イザナギとイザナミ。その男の神様であるイザナギのお墓だった
場所に立てられていて、しばらくは立ち入り禁止されていた場所だったのだそうです。この神社の立っている場所を日本地図の緯度と東経で見ると、
不思議なラインが結ばれているのです。(このお話は、またおいおい)






すがすがしい、ピンとした空気感です。ここだけヒンヤリ涼しいのでした。
とても素晴らしい神社です。すっきりと浄化されました。


お守りなどのデザインも清らかです。
古事記関係の読みやすい本もいろいろ販売されていました。

古事記は太安万侶が712年に献上されたとありますが、
彼に古事記に編集する内容を伝えたのが、稗田 阿礼という巫女さんだったといわれていました。
現在は女性ではなく、男性だったという説が有力になっているそうです。
稗田 阿礼という人の記憶力は凄くて、目に見たもの、聞いたものは全て記憶できるほどだったそうです。かなりの聡明な方だったそうです。

その稗田 阿礼の語り調のように書かれた本があって、これを買いました。
とても興味深い内容でした。


その後、遅めのお昼に行き、ホテルへ。
この日は、安藤忠雄氏のデザインのホテルが予約できたので、ワクワクしていました。
外からは、全く見えない外観!コンクリート打ちっぱなし!
入り口は7階で、フロントもここ。下の階が客室というまさかの展開。
外の渡り廊下を使って、客室のエレベーターへ行くなど、
ワクワクします。

プールも海に面して


こんな風景が!


有名建築家のワクワクする建物感動したのは、ここまででした。

わ~!貸切だ~!と泳いでいたら、
どやどやと子供たちがた~~くさんやってきて、あっという間に芋洗いのプールに!

しかも、水鉄砲銃撃戦に巻き込まれるという悲劇!

とっととプールから上がりました。

卓球ルームで卓球をすることにしました。私は下手なのですが、妖精も
卓球はあまりしたことがないそうで、ラリーが続かない。
妖精は黙って、自分のカメラをムービーにし、自分の動きを撮影しはじめました。
さすが、問題解決の男!

まさか、フォームから問題を見るとは、思いもよらず!

何がどうとも言わないのですが、その後ラリーが続き始めたのです。
からくり人形のようなフォームで、私の球を打ち返してくるのでした。



さあ、お楽しみの夕飯。

・・・・・

なんて書けばいいのでしょうか。

衝撃の夕飯が出てきました。違う意味で筆舌に尽くしがたい、
どう書けば失礼なく、この真実が伝えられるのでしょうか。

妖精と、なぜこんな料理になっているのか?という大喜利。

「今日だけ、シェフが子供である!」というのが優秀作品に選ばれました。

夏休みのお仕事体験という企画で、子供が全てを仕切るという、
お客様には、ちょっとしたいたずら心。

どうでしょうか、お楽しみいただけましたでしょうか?

そういうことなんだと思いました。
翌日は朝食はちゃんと大人のシェフに戻ったようでした。