漢方談話 (埼玉県日高市にあります漢方専門薬局 環のブログです)

フェルデン グループ稽古第三月
個人稽古 第四金
営業時間:10時~16時

かぐや姫はヒプノの世界だった!? アンチョビとキャベツのパスタ

2013-12-16 21:31:35 | 冬の野菜料理
エジプトでも雪が降っているとのことで。ちょっとびっくり。
世界的な寒波です。ここは、気持ちよくあったかいもので、身を固めたいです。

環では、竹布シリーズ、ファシーの湯たんぽ、シルクとコットンの二重織りレッグウォーマー
絹の腹巻、アンゴラとシルクの靴下が

今年も大好評でこざいます♪ とくに今年はギフト用に選ばれる方が多いです。
ラッピングも子たまきにおまかせくださいませ♪

ラッピングに使わせていただいているリボンは、リネンとシルクで紡がれているヒマラヤの糸を使っています♪

というわけで、

12月24日火曜日のクリスマスイブが、年内最後の環の営業日となります。

クリスマスとは!という名言集を検索していたら、
一番多く言われていた言葉は、

「いつもよりちょっと多くの愛を誰かにあげる日」でした。

そうなのかぁ~~!だから、プレゼントするのかぁ~~と、初めて知ったのでした。笑

というわけで、24日は
環のお客様に
何か、ほんの少しでも喜ばれる、ちょっぴり素敵なサービスができたらいいなぁと思いました。

えっと、まだ考え中ですが、例えば

偉人たちからのメッセージなんてどうでしょうか?
一枚カードをひいて、そこに、すごい人の名言が一言書いてある。
まさに、今欲しかったアドバイスはこれっ!と、なるとか。


それとも、「イメージ」のプレゼントとか!

お客様がなりたいと思うこと、治したいと思っていることの「暗示」をプレゼント!とか。
でも、これを店頭でするとなると、お客様を一瞬で脳波をアルファー波の状態に落とす必要があるので
ヒプノを何回も体験されているような慣れているお客様は、いけますが、
初めての方だと5分は必要。混んでいるとなかなかできないですねぇ。

ん~~、あとひとひねり欲しいところですね。

結局、手作りクッキーなどになったりしてしまいそうですが・・。笑

もうちょっと考えます。



日曜日の夜にジブリの「かぐや姫」を観にいきました。
絵が美しい~~んですよ。日本昔話みたいなゆる~いトーンで始まります。

しかしこの古典の名作に見事なまでにメッセージがてんこ盛りで作られておりました。

な、な、なんと!超ヒプノの世界だったのです。

かぐや姫のお話は、女性にはなじみがありますが、男性には薄いのか、
うちの妖精は、映画の説明をネットで読んでいました。

「昔昔、竹取の翁(おきな)とババァが住んでいました・・」って

ば、ばばあ!?

嫗(おうな)を、ばばぁと読みましたよ。し、失礼な。宮本信子さんにお謝りなさい。

昔話では、竹から生まれたお姫様が、美しく成長し、
数々の求婚者に無理難題の条件を口実に、断り、最終的に月に帰るというお話ですね

ジブリ版での問いかけは

「なぜ、私は地上に生まれて来ようと思ったのか?」
  
 使命、目的、会いたかった人、どういう生き方、どういう体験がしたかったのか。

「なぜ、月の世界では記憶がなくなるはずなのに、歌を覚えていたのか?」

 記憶は消えても、感情は残る。感情は右脳の管轄で、歌も右脳なんですよね。
環のお客様に音楽療法士の方がいらっしゃって、教えていただいたのですが
言語障害の方でも歌は歌えるのだそうです。言語は左脳、歌は右脳だからとのことです。

「幸せとは、その時代の流行、常識、他人が決めることではなく
自分の魂が決めること」

位の高い人と結婚することがこれ以上ない女の幸せというのは、誰が決めたこと?
幸せや価値観は、自分の求めるものによって違う。

というわけで、月というのは、あの世のことではないかと思うのです。
死ぬと記憶が消える。でも感情は残っています。
これ、まさにヒプノですね。

例えば、なぜか昔から「高いところが怖い」

ヒプノで過去世に戻ると、高いところから落ちて命を奪われたことを思い出したりします。
それで合点したりするのですよね。落ちる時に大事にしていた事、人、気持ちを思い出すと
恐怖を手離すことが多いのです。
恐怖という存在が、何か、そのとき大事にしていた感情のフラッグになっている気がします。
「忘れないでいたい」ということ。

かぐや姫の主題歌の歌詞です。

1.いのちの記憶

作詞:二階堂和美
作曲:二階堂和美

あなたに触れた よろこびが
深く 深く
このからだの 端々に
しみ込んでゆく

ずっと 遠く
なにも わからなくなっても
たとえ このいのちが
終わる時が来ても

いまのすべては
過去のすべて
必ず また会える
懐かしい場所で

あなたがくれた ぬくもりが
深く 深く
今 遙かな時を越え
充ち渡ってく


じっと 心に
灯す情熱の炎も
そっと 傷をさする
悲しみの淵にも

いまのすべては
未来の希望
必ず 憶えてる
懐かしい記憶で

いまのすべては
過去のすべて
必ず また会える
懐かしい場所で

いまのすべては
未来の希望
必ず 憶えてる
いのちの記憶で


自分の使命は、自分がときめくことだから
時代の常識や価値観という他人が決めたことに惑わされるな
と、いうことがこの映画の一つのメッセージであるように思います。


妖精がかぐや姫を見た後、開口一番の感想は
「この姫、わがまますぎる。ひっぱたいてやろうかと思った」

だ、そうです。笑

そう、彼女は頭で考えすぎた
その上、自分の執着から視点を変えることが出来なかった。でもそれはしょうがないんです
だって、まだ10代なんですからね。

かぐや姫は、右大臣、左大臣、中納言などの公達から、
帝にまで求婚されます。

私がかぐや姫なら、間違いなく「帝」を選ぶな~っと、思います。

だって、帝の女御になれば、大奥でみんなとつながり、帝の心を安定させ
貧しい思いをしている市民たちを救済する措置をとるように仕向け、
本当は自分が好きだった人の生活がそれで楽になるようにもって行く!
その上、
みんなが幸せな世界を作る、大きな一歩なわけです。

かぐや姫は若すぎました。
自分の思いが通らないことに、やけっぱちになってしまった。

というわけで、この映画では原作にない部分が付け加えられているので
最後がその帳尻合わせにちょっと無理があった感がなきにしもあらずですが

この平安という時代の古典を選んだことが
メッセージを乗せるには抜群に分かりやすいように感じました。

皆様がかぐや姫なら、どなたと結婚されたいでしょうか?
または、あのピンチをどういうチャンスに変えますか?

かぐや姫をご覧になった方はぜひご感想をお待ちしております♪


最近里美ねーやんのブログに書かれていたことです、
お金とは?という問いかけに
茂木健一郎さん(脳科学者)が答えた答え

「良い時間、経験、価値を作る為に使う道具である。脳にとって残るものは経験であり、思い出だけである」

かぐや姫とリンクしました。




さて、昨日の夕飯です。

夜のかぐや姫を見るために、時間がぎりぎりになって、簡単な食事になってしまいました。



キャベツとアンチョビのパスタ
パン

ありえませんね~~。薬膳もへったくれもあったもんじゃないですが。
こんないい加減な日もありますです。

スペインのアンチョビ缶を買っています。

いわしの効果はたくさんあります

お腹を元気にする、
気を増やす
頭を健康にする
血流をよくする
目をよく見えるようにする
心を安定させる
筋骨を強くする


今は産地が悩みどころですが、スペインの缶詰くらいなら大丈夫かな?と