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1/20 F2003-GA製作記 その3(追補版)

2004年11月24日 | 模型
 その2に続いてまたまた追補版です。明日から一週間程仕事が忙しくなるので模型どころではないのですが、先日漸く車高調整にまで到達したことで、今まで見えてこなかったこのキットの持つ「気になる点」が浮上して参りました。中でも、フロントノーズセクションに不満有りです。

 そもそも2003-GAは、モノコックからノーズに掛けてのラインが直線的であり、キットの様に先端部に行くに連れ幅が狭まっていく様な形状ではなく、ウィングステーの前辺りで急激に左右のラインが繋がる様な形状になってます。つまり、キットの場合はコクピット前付近がやや太めであり、ノーズに関してはやや細目になってるという訳。

全体的に弄るとなると作業が面倒なんですけど、せkめてノーズ部分を左右0.5mmずつ計1mm程肥らせると良い感じになりそう。しかし、形状を修正するには、レジンという素材が難点になるんですよねぇ。どうしようか考え中。取り敢えず、ウィングステーもノーズ幅一杯の幅を持っていてベネトンB195みたいで変なので、ノーズの下面ラインと整合する部分とステーのラインを形成する部分に面が分かれる様に整形しておきました。


それから一旦気付いてしまうと気になってしまう点その2はフロントウィング。既にハンダ付けまで済ませてしまっていますが、実車をよく観察してみると、フラップの端には角度調整用のサポートプレートがくっついているようです。目立たないと言えば目立たない気もしますが、翼端板が赤色なのに対して件のプレートはフラップと同色の白色です。更に、ノーズから延びるステーとウィングの接続部分についても、キットのままだとメインウィングとステーが接続されているだけなのですが、実際はフラップの前端にステーがめり込んでる様な形で装着されています。
 気になってしまう部分を残しておくと、九分九厘完成後に後悔すると思ったので、渋々改修を施すことにしました。先ず、ハンダ付けしたフラップをピラニア(エッチング鋸)で切り離すのですが、この際角度調整用のプレートを挟むことを考えて、わざと0.3mm程度の厚めの鋸で切断しました。そこに、0.3mmの板から切りだしたプレートをくっつけて、塗装後に接着する様にします。最初は真鍮板から切り出そうと思ったのですが、プラ板から切り出した方が塗装後に周辺部を傷つけることなく装着出来る筈と考え、0.3mmプラ板から切り出して瞬着で固定しました。更に、これをキット指定の位置よりも1mm強程前方に固定する様にして、ステーがフラップに干渉する部分を1mm弱削り込んでおきます。


で、出来上がったモノを仮組みしてステーに装着してみると

こんな感じになる訳です。

 なんだか、まだまだ手を入れておいた方が良さそうな部分が出てきそうな予感もしますが、取り敢えずはここまで。続きは来週かな?

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