がらくたどうBlog

模型趣味とその他諸々

いきなりヨンサン「LOTUS 91(TAMEO)」 その9

2006年02月14日 | 模型
 タダでさえ進行が亀なんですが、更にドジでノロマな亀になってきました。

裏事情(笑)を御存知の方には「そら、しゃぁないわなぁ」と御理解いただけるかと思うのですが、諸般の事情により母屋から離れた秘密基地に籠もる時間を、特にカミ様と娘を母屋に置いてけぼりで夜間籠もるっつーのが気が引ける現状(ぷ。。。トホホです。そんな訳で、あんまり進んでません。今月来月辺りは、基地籠もりを制限せざるを得ないです。残念。


 さて、作業ですが、ボディー塗装を乾燥中に付き、細かいモノをチマチマ作ってます。
 先ず、ブレーキローター&ハブ。キットはエッチング二枚貼り合わせ構造のローターと真鍮削り出しハブ、それにエッチング製のリングで構築されます。先にローターはハンダ付けしてありましたので、そこにハブとリングをハンダ付け。固着後リューターに噛ましてローター部分のみ400番程度のスポンジヤスリでチュイーーーンと磨いてパッド傷を入れつつ光らせます。ホイールから覘いた時を考慮しての余計な作業です。終了後、重曹で中和洗浄。最後にハブ部分にプライマーを塗ります。後でハブだけ塗装します。

 ブレーキキャリパーですが、エッチングの折り曲げにて製作するような構造。ベンダーで曲げてハンダ付け。ホイール填めると400%見えないっつーのに、キャリパー内側もモールドが入っていて、これのせいで油断すると曲げ損ねます。当然一個曲げ損ねたのを何となく誤魔化しつつハンダ付けにて左右を繋ぎます。あんまり適当にし過ぎると、ローターに填められなくなったり、ホイールに干渉したりするのでテキトーも程々に。

 タイヤ&ホイール。仮組みの都合上、既に塗装も終わってるホイールにタイヤを填めるだけ。ただし、キットのタイヤはパーティングラインがズバーっと入ってますので、タイヤを自作治具に填めてリューターにセット、程々に回転させつつトレッド部に240→600→800→1200とペーパーを当ててパーティングラインを消します。最後にエナメルシンナーで表面を御掃除。GOODYEARロゴは、私は吹きつけで処理しないので、完成直前にデカールをソフターで貼り付けるので今はまだ無地。


 ラジエター周辺のエッチングも処理しておきます。ラジエターパーツは、インスト指定通りに折り曲げてハンダにて貼り合わせ。この際、表面のメッシュ部分に水で薄めたフラックスを流して熱を入れると、汚しが入るんですが、やりすぎた模様(笑)。様子見て、違和感が大きいようなら塗装するかも知れません。サイドポンツーン吊り下げ用のバーは何故かパーティングラインがド派手だったので、ハンダを流してパーティングラインを消してバフ掛け。異物侵入ガード用のメッシュは、キット指示だと無塗装でいけるんですが、資料だと黒い場合もあるのでもう少し調べてから決めます。

これらは最終的なボディーとシャーシの合体時に影響を及ぼすので、念のためにもう一度仮組み。・・・・・・・・・・・・・・・初歩的なエラーを犯したオレちゃん。当初の仮組み時には、ボディー側のボディーとサイドパネルは分離した状態で、最終的に組むときにボディーとパネルを合体させる予定だったのですが、先のシンナー風呂の際の行程変更で、ボディーとサイドパネルを先付けにしてしまったんですが、その際パネル下部の可動式スカートも既に折り曲げた状態で先付けしてしまってます。で、そのせいで、シャーシとボディーがスカート部分で干渉して組めなくなってますww

図の黄色い部分が問題箇所。パネルとスカートはハンダでガッツリ組んでますが、パネルとボディーは接着剤で固定してあるので、今の状態からスカートを一回伸ばしてシャーシ合体後に曲げ直すなんて事はギガヤバス。結局スカート下端、シャーシ両脇、ラジエター関係のパーツの幅詰め等をバタバタ敢行して、なんとかギリギリ組めるようにしました。ん~、行程を変える時は仮組みも入念にやり直さないと辻褄が合わなくなるのは当然でして、こういうのは初歩的なミス。トリノの原田へのオマージュでつってことで。一応組めるようにしたけど、本組の際にも巧く行くかチョット心配。命取りにならんことを願うばかり。村沢教官にまた怒られちまいますよね。

 コクピット周りの小物も幾つか製作。シフトノブはリンケージとノブをエッチングで接続する構造になってますが、リンケージ用の棒がドコを探しても見つからないので、0.5mmの洋白線とキットのパーツを組み合わせました。シートベルトは、布製とかリボンのは組みにくくて面倒くさいので、素直にキットのエッチングを使用。焼き鈍してシートにグリグリ押しつけてフィッティング出しをしておきます。


 今日は最後にミラーの鏡面を製作。色々考えた結果、0.2×1.0の洋白帯金を適当に切り出しハンダ付けして二枚貼り合わせ。これをヤスリでガリガリ削り、程よい加減まで削り込んだら熱を入れて二枚に分離。ボディーの左右のミラー部にそれぞれ当てがいながらチョットずつ摺り合わせてやりました。最後に両面テープの上に貼り付けて、1200→2000とペーパー掛けしてからピカール→タミヤ細目を用いてリューターでバフ掛け。鏡面状に仕上げてやりました。完成直前でポロッと落として紛失、ブツブツ憤慨しながらもう一セット作り直したのは御約束(笑。偶には1/43らしい絵面として、このミラー部品と爪楊枝の先端を比較撮影したりなんかする。



 文章にすると色々書いたけど、作業としては進んでないに等しかったりして。このペースだと、完成は製作記その13辺りかな?



 さて、基地に籠もれないとか進まないとか言ってる割には、次に作りたいモノが湧いてきたオレちゃん。
 実は昨年末に棚の整理をした際に、

これが5つも(クリアータイプ含)ストックされてるのに我ながら呆れたりしたんですが、流石に出来が良いキットなのでジャンク行きとか捨てるとか勿体ないと思い、取り敢えず一個作ってみようかな?とか思ってたり。FDMさんの影響も無きにしもあらずですが、作りかけばかりで一個も完成してないクセに、ちょっとF1に食傷気味なってきてるので、タミヤの箱車プラを素組で楽しもうとか思ってます。そん前に、T91を完成させたい!!です。
コメント (18)
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