がらくたどうBlog

模型趣味とその他諸々

獲物レビュー

2006年02月10日 | 模型
 昨日はサーバーの調子がイマイチでUP出来ずにいたため、本日は二本立てになっちまいました。

 さて、今回のネタは獲物レビュー。っつっても、要するに最近買ったキットの紹介ですね。

 先ずは、昨年末にリリースされたシルバーラインのルノーR25中国GP仕様。早い時期にサンマリノ仕様がリリースされていましたが、序盤の段階でコレかMP4/20がWC獲得するだろうと踏んで、更に前年のBAR006が複数バージョンで相次いでリリースされたことを思いまして、敢えて序盤のサンマリノ仕様を回避して、車として熟成された後半の仕様を狙っていたのですが、まんまと出てくれたので購入。

サンマリノではノーズからエンジンカウルまで一体で成形されていたのに、中国仕様ではノーズが分割されてます。まだデカールを避けただけでパーツ袋も開けていないので理由が判らないのですが、後半戦増えた空力附加物の関係でしょうかね?
 R25は1/20のスタジオ27のキットも所有してますが、全体的なフォルムはシルバーラインの圧勝って感じ。特にサイドフィン(赤○部&拡大図部分の平面からタイヤ前への立ち上げ部分内側のエグレ加減)の三次曲面が、ST27もAMDも捉えてきれていないんですが、シルバーラインはサンマリノ仕様の時点で見事に立体化してくれてます。

モノコックからノーズへかけてのラインやサイドポンツーンの面構成なども、資料と照らし合わせた感じ殆ど弄る必要は無さそうです。
一方パーツ構成はなかなか難儀しそう。特にサイドウィングやサイドフィンエッヂ等の本来薄く表現されるべき部分が悉くメタルパーツになっていて、スケールエフェクト考えても強度面からも薄々攻撃じゃチト辛そう。金属板で作り直しですかねぇ。ここらは実際作業開始してみないと何とも言えません。それから、タメオブランドなら二セットが基本のデカールが、シルバーラインブランドだと一枚しか入っていないのも毎度お馴染みになってしまいました。もうタメオの暖簾が絡んでるのはバレバレなんですから、デカールも為夫同様に二枚入れるのをデフォにして欲しいです。

 
 次なる獲物は、独レベルのマクラーレンMP4/20。

元はMP4-19Bとして開発されていたのですが、MP4-20があまりに活躍しすぎたため、メーカーが急遽製作中の金型を改修してMP4/20でリリースしたモノ。製品では、この辺りのドタバタが悪い意味で反映されてまして、資料と付き合わせて製作するとなると、それなりに手を加える必要がありそう。特に前後サスペンションは構造的に違ってます。例えばフロントサスだと実車はノーキール(ゼロ)のロワアームですが、キットではツインキールでパーツ化。

リアセクションは、まだ突き合わせをしていないのですが、どうも実車と構造的に違うっぽい。確認しきれてないんですが、もしかするとサスペンションは当初設計していたMP4-19Bから改修されてないのかも知れません。

 また、シャーシの前半分が何となく違和感。ここも取って付けたようなモールディングに加えて、組み立てやすさ優先のディテールオミットが陰を落としてる感じです。


 コクピットも怪しい。


でもフロントウィングは三枚セパレートで、F2005より頑張っております。


 あと、デカールですが、巷で言われるように黒のカラーリングのエッジにボカシが無いのではなく、実際はボカシ入ってますよコレ。スタジオやタミヤのキットのデカールのような露骨なドット処理ボカシより、控えめな感じで判りにくいんですが、白やシルバーといった黒と比するとコントラスト差が大きい下地の上に貼るので、この控えめなボカシ具合が実際どう表れるかは、貼ってみないと判らないですねー。そういう意味では博打要素なんかもしれません。


こんな感じで、獲物レビューしてみました。買おうかどうしようか悩んでる方の手助けになるかな?なんねぇか!(笑)
コメント (19)
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いきなりヨンサン「LOTUS 91(TAMEO)」 その8

2006年02月10日 | 模型
 T91はクリアー掛けです。使用したのは毎度お馴染みオートクリヤー。

 先ず、デカールを貼った後、乾燥ブースで約48時間ほど乾燥。軟化剤の溶剤分を飛ばしてからのクリアー吹きです。

 もうこのブログでも何度も紹介してるので詳細は割愛(笑。だって、やること同じやし。

 そんなわけで、全盛期の村西とおるに

と褒められる様に豪快にクリアーをブッかけます。最初から豪快すぎると、カルトといえど溶けてきちゃうので、最初は濃いのを少なめに、途中は濃いのを豪快に、最後は薄いのを適当に、途中途中で間隔を置きながらブッかけー。今回はボディーカラーが黒なので、なるべく磨きが少なくて済むようにブッかけ時点でそれなりの艶が出るようレギュ全閉(それでも1気圧出ないけどorz)で作業したのがチョットいつもと違うくらい。






 ブッかけ後は小一時間ブースの中で自然乾燥させてからスイッチ入れて温熱乾燥。次回の製作記からは、このボディーの乾燥中にサスやコクピット周りの小物を組んでいくことになります。
コメント (9)
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