がらくたどうBlog

模型趣味とその他諸々

1/24 TAMIYA 911GT1 その3

2006年05月08日 | 模型
 GW、終わっちゃうらしいですね。私は全然関係有りませんでしたが、世間が休みを終えたタイミングで明日はお休みです。空いたところで家族で日帰りエンタメ旅行に行くのでありますよ。


 それはともかく911GT1です。GOさんはほぼ完成、yoshiさんは佳境を迎えつつも余裕ぶっこいて放置中のエントリー以外も何やら次々アップさせてるのでポロリまで出てきそうな塩梅ですし、kazuさんやRomeoさんやラックさんや剣蔵さんにクラクラさんといった諸兄方も、ガス抜き放置中とかカマしつつの御仁含めて佳境を迎えつつあるような状況。HPやブログを運営していない参加者さんも進んでるのかな~といった状況の中ですが、私はかなりヤヴァイ状況に焦りを感じてます(笑。花火に点火した御仁や、その火に油注いだオレちゃんがコレじゃイカンよなぁと東シナ海越えでプレッシャー。リタイアの場合は、お互い無惨な途中状態をさらすかのう・・・・。

 それでもまだ一ヶ月以上有るんだしと、しぶとく完走ならぬ完成目指して、私の方は細々チマチマとやっておりますのよ。

 今日は先ず、ボディー関係の続きをやってたんですが、どうにか筋彫り&モールド再生等に目処が付きまして、一旦サフ面を研いで小傷を埋め、次回から下地塗装に入りたいところ。しかしながら、この車はリアセクションに巨大な開口部を抱えているので、裏側もソレナリに色入れる必要があったり、室内やロールゲージの一部もボディーと同色だったりするので、白塗装まではもう少し掛かりますな。

 で、何れにせよ今日は雨が降ってナンボ下地塗装とはいえど塗装には宜しくないということで、フロントダクトの開口&メッシュカバー自作をしてみました。

 キットのパーツは、網目がモールドされたムクパーツになってますが、キャッチピンをエッチングに交換したり、リア開口部のディテールアップをしたりするとして、フロントがキットのままだと何となくバランスが悪い気がしたので、開口させてメッシュを貼り込むことにしました。実車だと、シャーシごとにメッシュの形状や装着位置が異なっているんですが、あいにく開口部がカーボン製なので資料画像だと何が何やらワケワカメ。で、ここは「雰囲気重視+個体は違うけど唯一ハッキリ判る画像」からデッチアップすることにします。



 先ずはキットのパーツのメッシュ部をリューター&棒ヤスリで開口。メッシュ部の両脇はラジエター導風口とブレーキ冷却用とに分けるプレートなのでここだけは残してザックリ開口。と、開口前にメッシュ作成用の型紙を、マスキングテープで製作します。その後開口。



 さて型紙をプラ板にトレースして、今度はメッシュの型をプラ板から切り出します。何故この段階で切り出すのがプラ板なのか?。雑誌「モデル・グラフィックス」誌の上村アキヒロ氏による1/43フェラーリ330P4の製作記事に於いて、「プラ板で型を作ってそこにエッチングメッシュを瞬間接着剤で大まかに貼り付け。型に合わせてリューターやヤスリで形状を整えていって、最後にアセトン溶液に突っ込んで瞬着&プラ板を溶かすと、思った通りの形状のメッシュだけが残る」という工作法が出ていましたので、コレを試してみたかったんすよ。メッシュって切り出してヤスリとか掛けると、目が曲がったりエッチングではない真鍮編みメッシュなんかだとヨレたりして、意外と正確な切り出しが難しいんですよね。この方法ならその心配が無さそうだったので。

 で、ハセガワのメッシュをプラ板に貼り付け大まかに切削。本当は角目のメッシュにしたかったんだけど、手持ちが何故か菱形とか六角とかばっかりで角目が無かったので、やむなく菱形を採用。ついでに、真鍮線にて枠もベンダーで曲げて瞬間でメッシュの上に接着して形状出しをしておきました。ついでに、使用したプラ板はエバーグリーンのスリット入りプラ板を使用。どうせ溶かしちゃうんだし、平面である必要性は無いに等しいので、型トレースの際に垂直・水平が確認しやすいのでスリット入りを使いました。



 瞬着が乾いたら型に沿ってヤスリやリューターでメッシュを削り込んで型に合わせ込みました。で、それを今度はアセトン溶液にドボン。
 アセトン?鼻に効くヤツ??花粉症の人には良いらしいねってそれはアネトン鼻スッキリアロマ。

この時期マジ効くのよって、プラモには関係ないし。

 じゃぁ
「有明の水門を開けてーー!!僕らの干潟を返して~!!!大山のぶ代はドラえもん以外にも仕事してたんだよ~!!!」

って、それはハゼドン。

最早「ン」しか合ってない。
 飲み屋の姉ちゃんどころかカミさんにさえ煙たがられそうなオヤヂネタはともかく、所謂除光液ですね。引火性も刺激臭も揮発ガスも色んな意味で取扱注意ですが、ホームセンターや大きな薬局なんかに置いてるみたい。我が町では全然手に入らないと思いこんでいたのですが、近所のドラッグストアにて発見。灯台もと暗しでございました。模型関連としては強引なツールクリーニングという用途も無くはないですが、瞬間接着剤の除去に用いることが出来るので、メタルキットの仮組には重宝する薬品です。



 で、暫く浸け置いてプラ板と瞬着が溶けた頃にメッシュと真鍮線製の枠を引き上げ、アセトンを落としてから今度は枠とメッシュをハンダ付けし、最後に枠に合わせてペーパーで微修正。


 これを先の開口したラジエターインレットに仮組すると、思惑通りに形状ピッタシになってました。メッシュの加工法としては、こりゃぁ簡単で良いですねー。けど、よく思いつくなーと感心したり。


 こんな感じで引き出しが増えたところで今日はオシマイ。さぁ、録画したF1でも見ながら屁をこいて寝て、明日は子供を連れてハーモニーランドでキティちゃんと踊ってきます!。
コメント (10)
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