柳の綿毛というものを見たのは初めてな気がします。
柳の綿毛が飛ぶのは、イメージとしてもう少し北の方の川辺だと思っていました。
たぶん石川啄木の「やはらかに柳あをめる北上の…」のイメージが先行していると思われます。
しかし、ここはお馴染み多摩川の「狛江水辺の学校」辺り。本流から少し離れて、湧き水が小さな流れになっています。この先で多摩川に合流します。
写真にはうまく写りませんでしたが、風が吹いて、空からふわーっと白い綿毛が次々降ってきます。雪とも違う、もちろんたんぽぽの綿毛とも違う、どちらかというと水鳥のダウンのような軽い綿毛がふわーっと飛んできます。(画面左下にもやっと白い点のように見えるのがそれです…)
↓落ちていた、柳の綿毛のついた枝です。化繊綿のふわふわみたいなのがついています。
これで河原に広がっていくのですね。河原に柳が多いわけが分かりますが、全部柳になったら大変…。