枯雑草の写真日記2

あの懐かしき日々を想いながら・・つれずれの写真日記です。

古き街並の蘇り、赤穂 坂越 大道

2010-07-29 | 古いもの、昔の人
          兵庫県赤穂といえば、云わずと知れたあの忠臣蔵の浅野家の居城があった所。
          その赤穂の東部の坂越湾に面した港町が坂越(さこし)。
          天然の良港に恵まれ、西廻り航路の廻船業の拠点として古くから発展したと
          いいます。坂越の中心街は大道(だいどう)と呼ばれます。
          坂越浦会所は、赤穂藩主の茶屋、また村の会所として明治まで使用されてきた
          もの。現在の建物は江戸後期(1831)の建築。
          奥藤酒造、今も現役、地酒「忠臣蔵」の醸造元。江戸初期に建てられた酒蔵
          が並ぶ。
          この大道の街並みは最近整備され、それは見事に蘇った。あまりの清潔さは
          生活臭までも消し去ってはいないか・・。それとも、江戸時代の日本の街は
          かくも整然と美しかったのであろうか・・と。