枯雑草の写真日記2

あの懐かしき日々を想いながら・・つれずれの写真日記です。

座敷の雛様、蔵の中の童連中

2012-03-31 | 古いもの、昔の人
          春の初めの雛まつり、鞆の街の多くの家で雛を飾って人を招いています。
          そのなかで、一番古く、また多くの雛人形を有しているのは、昔の保命酒
          醸造元、太田家でしょうか。ここは幕末、三條実美ら7人の公卿が都を落ちて
          泊った、七卿落の舞台ともなったところ。建物自体、国重文に指定されています。

          江戸や明治の気品を漂わせる内裏雛は、お座敷の殿さまです。
          行燈の薄暗い明かりの廊下を通って、蔵の中に入れば、保命酒の甕の上に
          たくさんの童人形。
          逞しく、活き活きとしたその連中の話声まで、聞こえてくるようでした。





































































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