昨年までは、11月末になると寒さに弱い植物たちを家の中に取り入れていました。
たくさんあるので、日あたりのよい6畳の部屋が半分ほど埋まるぐらいでした。部屋は湿気るし、
せっかくの日あたりのよい部屋が物置同然になるわで、弱っていました。
それで、今年の年明けにリビングなどのリフォームを考えた際、思い切ってガーデンルームを
増築することにしました。
このガーデンルームは土間仕様で、床には赤いレンガ調のタイルを敷いています。前面、側面
ともに折り戸になっていて、暑い夏場にはほぼ全開できます。
大きさは、庭の面積があまり減らないようにするため、出幅の小さいサイズを選びました。
3月初めに完成した後、もっとも悩んだのは温度維持のことでした。
これまで室内に置いていたときでも、暖房のない部屋では、雪の降るような日には5℃ぐらいまで
室温が下がっていましたが、枯れたものはありませんでした。そのことを参考に、最低でも5℃を
維持しようと考えました。
いろいろ思案しました結果、新しいものを買わずに、手持ちのオイルヒータを使うことにしました。
これなら循環式暖房で植物にもやさしく、温度設定で電源管理もできるので便利です。
3月には雪も降ったのですが、500Wだけで十分5℃をクリアすることができました。
今朝は、この秋最低気温だったそうで、軒下の温度計が3.8℃を示していましたが、ガーデンル
ームの温度計は約9℃でした。
外気温がもっと下がると500Wでは足らなくなり、1KW使う必要があるかもしれません。主に深夜
料金になるのでコストはあまり気にしていないのですが、この冬の経験をきっちり分析したいと思い
ます。
次々と花が咲くガーデンルームを見ていると(中は植物密度が高くて入れません)、一つ夢が叶った
ような気がしてうれしくなります。
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白色のブーゲンビリアも咲きだしました。
8月末にすっかり花が終わってしまった株を数百円で買いました。店員さんの「温度管理を
すれば一年中咲きますよ」との声が耳に残っています。いい買い物でした!
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赤いブーゲンビリア ガーデンルームの中央で羽ばたいています。
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ハイビスカス
明るい太陽の下で撮ると、解像度のよい、くっきりした写真が撮れました。
花は確か4日目ぐらいで、そろそろしぼんできました。
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プレクトランサス
11月中旬には花もほぼ終わり、元気もなくなってきたようでしたが、ガーデンルームに
とり込んでしばらく経つとこの通り!他に挿し木したものも花を咲かせています。
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木立ベゴニア 新しい花の房が次々とできています。